魚介類

トラフグ(魚介類)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2時間以内(常温放置は推奨しません)
冷凍保存
約2か月
未開封 製造日から約6か月(加工品の場合)
開封後 冷蔵で1〜2日、冷凍で約2か月

トラフグは、鮮度が命の魚介類です。冷蔵で約1‑2日、冷凍で約2か月保存できるのが目安です。ここでは、賞味期限・消費期限の違い、具体的な保存方法、そして腐敗を見分けるポイントをまとめました。

トラフグの基本情報

トラフグは日本各地で漁獲されることが多い淡水・海水性のフグ科の魚です。身は白く、脂が程よく乗り、刺身や鍋料理に適しています。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限は品質が保たれる目安で、風味や食感が最良の状態である期間です。トラフグの場合、加工品(例:冷凍刺身)であれば製造日から約6か月が一般的です。
  • 消費期限は安全に食べられる期限です。生のトラフグは購入後できるだけ早く食べるのが原則で、冷蔵保存の場合は1‑2日以内が目安です。

保存方法の詳細

常温

トラフグは常温保存に向きません。室温での放置は2時間以内に抑え、直射日光や高温多湿を避けてください。

冷蔵(0〜5℃)

最も一般的な保存方法です。購入後すぐに氷や保冷剤とともに密閉容器に入れ、できるだけ早く調理してください。目安は1〜2日です。

冷凍(-18℃以下)

鮮度を保ちつつ長期保存したい場合は、できるだけ早く冷凍します。ラップでしっかり包み、ジップロックや真空パックに入れれば、約2か月間品質を維持できます。

保存容器・包装のおすすめ

  • 生のまま保存する場合は、氷を敷いた皿に乗せ、上からビニールで覆う。
  • 冷蔵保存は、通気性のあるプラスチック容器か、密閉できるジップロックを使用。
  • 冷凍保存は、空気を抜いた真空パックが最適。ラップで二重に包むと霜焼きを防げます。

季節別の注意点

トラフグは季節により脂の乗りが変わります。冬季は身が締まりやすく、保存期間がやや長くなる傾向がありますが、夏季は鮮度が落ちやすいため、購入後はできるだけ早く調理することが重要です。

まとめ

トラフグは鮮度が重要な魚介類です。冷蔵で1‑2日、冷凍で約2か月を目安に保存し、常温での放置は2時間以内に抑えることで、食中毒リスクを低減できます。適切な包装と温度管理で、トラフグ本来の旨味と栄養を安全に楽しみましょう。

保存のコツ

購入後すぐに氷や保冷剤と共に冷蔵庫へ入れる
密閉容器やジップロックで空気を遮断する
冷凍する場合はラップで二重に包み、真空パックに入れる
他の強い匂いの食品と分けて保存し、臭移りを防ぐ
調理前にキッチンペーパーで水分を拭き取り、余分な水分を除く

腐敗の見分け方

色がくすんでくる
異臭(アンモニア様や腐敗臭)がする
表面にぬめりが出る
身が柔らかくなり、押すとへこむ
カビや白い粉が付着している

よくある質問

A
はい、可能です。生の状態でできるだけ早くラップで包み、ジップロックや真空パックに入れて-18℃以下で保存すれば、約2か月間風味と食感を保てます。解凍は冷蔵庫で自然解凍し、再冷凍は避けてください。
A
鮮度の目安は、透明感のある白い身、弾力があり指で軽く押すとすぐに戻ること、そして海のようなさわやかな臭いが残っているかです。色がくすんだり、ぬめりや異臭がある場合は鮮度が低下しています。
A
刺身用にカットした場合は、切り口から酸化が進むため、ラップでしっかり包み、密閉容器に入れ冷蔵で1日以内に食べるのが安全です。長期保存したい場合は、速やかに冷凍し、解凍後は再度生食しないで加熱調理してください。
A
ビタミンB群やミネラルは低温での保存が最も効果的です。冷蔵保存の際は0〜5℃を保ち、余分な水分を拭き取ってから密閉容器に入れると、栄養流失を最小限に抑えられます。冷凍保存でも-18℃以下で急速冷凍すれば、栄養価の低下はほぼ防げます。
A
はい、季節により脂の乗りが変わります。冬季は身が締まりやすく、冷蔵保存でも2日程度持ちやすいですが、夏季は鮮度が落ちやすく1日以内に食べることが推奨されます。冷凍保存は季節に関係なく約2か月が目安です。

参考資料

農林水産省「魚介類の保存基準」
厚生労働省「食中毒防止対策」
日本水産学会誌「フグ類の取扱いと安全管理」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください