魚介類

するめ(魚介類)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
常温(20〜25℃)で未開封は約6か月、開封後は約1か月以内
冷凍保存
冷凍(-18℃以下)で約12か月保存可能
未開封 製造日から約12か月
開封後 開封後は約2か月以内

乾燥した加工魚介「するめ」は、正しい保存をすれば長期間美味しく楽しめます。未開封で約12か月、開封後でも冷蔵で約2か月、冷凍なら約12か月保存可能です。ここでは賞味期限・消費期限の違いと、各保存温度別のポイントを詳しく解説します。

するめの基本情報

するめはイカを塩漬け・乾燥させた加工食品です。保存性が高い一方で、乾燥過程で水分が極端に減少しているため、湿気や高温に弱い特徴があります。

賞味期限と消費期限の違いと目安

賞味期限は品質が保たれる期間で、風味や食感が最良の状態であることを示します。未開封の乾燥するめは、製造日から約12か月が目安です。
消費期限は安全に食べられる期限で、開封後や保存状態が悪化した場合に適用されます。開封後はできるだけ早く(目安は2か月以内)消費することが推奨されます。

保存方法の詳細

常温保存(20〜25℃)

未開封のパッケージは、直射日光と湿気を避け、風通しの良い涼しい場所で保存すれば約6か月持ちます。開封後は湿気が入りやすくなるため、1か月以内に使用してください。

冷蔵保存(0〜5℃)

密閉できるジップロックや真空パックに入れ替えると、未開封でも約9か月、開封後でも約2か月保存可能です。冷蔵庫の野菜室よりも上部の温度が安定した棚に置くと効果的です。

冷凍保存(-18℃以下)

冷凍は最も安全な長期保存方法です。密閉容器またはフリーザーバッグに入れ、できるだけ空気を抜いて保存すれば、未開封でも約12か月、開封後でも同様に約12か月保てます。解凍は冷蔵庫内でゆっくり行い、再冷凍は避けてください。

保存容器や包装のおすすめ

・ジップロックや真空シーラーで密閉
・アルミホイルで二重包装し、光と酸素を遮断
・冷凍用の耐冷バッグに入れ、空気をしっかり抜く

季節別の注意点

夏場は湿度が高くなるため、常温保存は特に注意が必要です。できるだけ冷蔵または冷凍に移すことをおすすめします。冬場は低温で湿度が低くなるため、常温保存でも比較的長持ちしますが、急激な温度変化は結露を招きやすいので注意してください。

まとめ

するめは加工魚介の中でも保存性が高い食品ですが、湿気と高温が品質低下の主因です。未開封は常温で約6か月、冷蔵で約9か月、冷凍で約12か月が目安です。開封後は密閉し、冷蔵で約2か月、冷凍で約12か月を目安に消費してください。詳しい保存のコツは下のポイントをご参照ください。

他の食材の保存法については、クインシーメロン(果物)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツタカミメロン(果物)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツも参考にしてください。

保存のコツ

購入後すぐに密閉容器へ移す
直射日光と湿気を避ける
ジップロックや真空パックで空気を抜く
冷凍する場合は急速冷凍し、解凍は冷蔵で行う

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面がべたつく
カビが生えている

よくある質問

A
乾燥した状態を保つため、開封後は必ずジップロックや真空パックで密閉し、湿度が高い夏場は冷蔵庫に移すと効果的です。湿気が入ると表面がべたつき、風味が劣化しやすくなります。
A
色が均一な淡い茶色で、光沢があり、乾燥した感触が残っていれば鮮度は保たれています。変色(黒ずみや黄変)や異臭、粘りが出ている場合は腐敗のサインです。
A
調理後は余分な水分を拭き取り、密閉容器に入れて冷蔵で保存します。できるだけ早く(2日以内)に食べ切るのが安全です。長期保存したい場合は、調理前の乾燥するめを冷凍し、使用時に解凍してから調理してください。
A
栄養素の劣化は高温と光に敏感です。暗く涼しい場所で常温保存するか、光と熱を遮断できる真空パックに入れ、冷蔵保存すればビタミン類の減少を最小限に抑えられます。冷凍保存でも栄養はほぼ保持されますが、解凍時は自然解凍(冷蔵)を選びましょう。
A
製造時期によって乾燥度合いが若干異なることがありますが、一般的に市販の乾燥するめは年間を通じて安定した品質です。特に夏季は保存時の湿度管理が重要で、冷蔵または冷凍に移すと品質を保ちやすくなります。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください