魚介類

すじこ(魚介類)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2〜4時間
冷凍保存
約2か月
未開封 製造日から約7〜10日(冷蔵)
開封後 2〜3日以内

すじこは鮮やかな色と独特の風味が魅力のその他ですが、保存を誤ると品質が急速に低下します。ここでは、すじこの賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を具体的に解説し、長持ちさせるコツを紹介します。

すじこの基本情報

すじこは主にサバやイワシなどの魚の卵巣を塩漬け・乾燥させた加工品で、鮮やかな赤色が特徴です。日本国内ではスーパーや魚市場で包装された状態で流通しており、産地は特定できないため「日本各地で流通」と表記します。

賞味期限・消費期限の違いと目安

包装に記載されている「賞味期限」は、未開封・適切に保存した場合の品質が保証される期間です。すじこの場合、未開封の状態で冷蔵保存した場合は約7〜10日が目安です。開封後は酸化が進みやすくなるため、2〜3日以内に使用することを推奨します。

保存方法の詳細

  • 常温(室温):開封後2〜4時間以内に冷蔵へ移すのが安全です。高温多湿の環境は避け、直射日光の当たらない涼しい場所に置きます。
  • 冷蔵(0〜5℃):未開封はパッケージのまま、開封後は密閉容器に移し、できるだけ空気に触れさせないようにします。保存期間は未開封で7〜10日、開封後は2〜3日が目安です。
  • 冷凍(-18℃以下):長期保存したい場合は、開封前でも冷凍可能です。密閉ジップロックや真空パックに入れ、できるだけ空気を抜きます。品質は約2か月保ちますが、解凍後はすぐに使用してください。

保存容器・包装のおすすめ

すじこは塩分が高く、乾燥しやすいので、以下の容器が最適です。

  • 密閉できるプラスチック容器(蓋がしっかり閉まるもの)
  • ジップロックのフリーザーバッグ(空気抜きができるタイプ)
  • 真空包装機が利用できる場合は真空パック

季節別の注意点

夏場は温度が上がりやすく、細菌増殖が早くなるため、開封後は必ず2時間以内に冷蔵へ移すようにしましょう。逆に冬場は冷蔵庫内の温度が低めになるため、保存期間がやや伸びることがありますが、賞味期限はパッケージ通りに守るのが安全です。

まとめ

すじこは正しい保存で1か月近く美味しさを保てますが、開封後は早めに使い切ることが重要です。常温での放置は数時間に留め、冷蔵・冷凍での保存容器選びと温度管理を徹底すれば、風味と栄養を損なわずに楽しめます。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫へ入れる
密閉容器またはジップロックで空気を遮断する
冷凍保存する場合はできるだけ薄く広げて早く凍らせる
解凍は冷蔵庫内でゆっくり行い、再冷凍は避ける

腐敗の見分け方

色がくすんでくる
異臭(酸っぱい・腐敗臭)がする
表面がぬめり、べたつく
カビや白い粉が生えている

よくある質問

A
はい、未開封でも開封後でも冷凍保存が可能です。密閉容器に入れ、-18℃以下で約2か月保存できます。解凍は冷蔵庫でゆっくり行い、再冷凍は避けてください。
A
開封後は空気に触れやすくなるため、冷蔵(0〜5℃)で2〜3日以内に使用するのが安全です。食感や風味が落ち始めたら早めに調理しましょう。
A
鮮度の目安は色と匂いです。鮮やかな赤色を保ち、塩味以外に酸っぱい・腐敗臭がしなければ比較的新鮮です。変色や粘りが出たら廃棄してください。
A
調理後はすぐに冷ます(室温で30分以内)し、密閉容器に入れて冷蔵保存してください。冷蔵での保存期間は1日以内が目安です。長期保存したい場合は、調理前にすじこだけを冷凍し、食べる直前に解凍すると風味が保たれます。
A
すじこに含まれるDHA・EPAは酸化しやすいので、光と空気を遮断できる密閉容器で冷蔵保存し、なるべく早く使用するのがベストです。冷凍保存する場合は、真空パックに入れると酸化を抑え、栄養価の低下を最小限に抑えられます。
A
夏は温度が上がりやすく、細菌増殖が速くなるため、開封後は2時間以内に冷蔵庫へ移すことが重要です。また、直射日光や高温の場所に置かないようにし、冷蔵庫の温度が5℃以下に保たれているか確認してください。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本水産協会「魚介類の適正保存ガイドライン」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください