シーチキンLは缶詰の代表格です。未開封のままなら長期間保存できますが、開封後は早めに冷蔵・冷凍で管理することが大切です。ここでは賞味期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの正しい保存方法を具体的に紹介します。
シーチキンLの基本情報
シーチキンLは鶏肉ではなく、ツナ（マグロ）を主原料とした缶詰です。1缶（約120g）あたりのエネルギーは約68kcalで、タンパク質が豊富です。保存期間が長く、非常食やお弁当の具材としても人気があります。
賞味期限と消費期限の違い
缶詰は「賞味期限」が設定されます。賞味期限は製造日から約1年以内とされ、風味が最も良い期間を示します。一方、開封後は「消費期限」の概念が適用され、冷蔵で1〜2日、冷凍で2〜3週間以内に使用することが推奨されます。
保存方法の詳細
常温：本缶は常温保存は非推奨です。開封前は直射日光を避け、湿気の少ない涼しい場所に保管してください。
冷蔵（開封後）：開封したらすぐに缶を開け、内容物を密閉容器に移し替えて冷蔵庫の野菜室（約4℃）で保存します。目安は1〜2日です。
冷凍（開封後）：冷蔵で消費できない場合は、密閉できるフリーザーバッグやジップロックに入れ、ラップでしっかり包んで冷凍庫（-18℃以下）に入れます。保存期間は2〜3週間が安全な目安です。
保存容器や包装のおすすめ
- 開封後は金属缶のままでは酸化が進むため、プラスチック容器やガラス容器へ移し替える。
- 冷凍保存は空気をできるだけ抜いたジップロックか真空パックが最適。
- 保存容器は蓋がしっかり閉まるもの、またはラップで二重に覆うこと。
季節別の注意点
夏場は特に高温になるため、開封後はすぐに冷蔵庫へ入れ、なるべく早く使用してください。冬場は冷蔵庫の温度が低めになることがあるので、保存温度が3℃以下にならないように注意しましょう。
まとめ
シーチキンLは未開封であれば常温で長期保存可能ですが、開封後は必ず冷蔵・冷凍で管理し、1〜2日（冷蔵）または2〜3週間（冷凍）以内に使用することが安全です。適切な容器と保存温度を守り、腐敗サインに注意すれば、いつでも美味しく安全に楽しめます。
