サバは鮮度が命の青魚です。冷蔵で1〜3日、冷凍で2〜4週間保存できることを守れば、栄養と風味を長く楽しめます。

サバの基本情報

サバはスズキ目サバ科に属し、DHA・EPAが豊富な青魚です。100gあたり約148kcalで、ビタミンDやビタミンB12、カルシウムも含まれます。脂の乗りが良く、焼き魚、煮付け、刺身など多様な調理が可能です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

サバは生鮮食品のため、メーカーが表示する「賞味期限」は冷蔵保存を前提にした目安です。一般的に未開封の冷蔵サバは製造日から1〜2日、開封後は1〜2日以内に食べ切ることが推奨されます。冷凍保存の場合は、下処理(内臓除去・塩水洗浄)後に-20℃以下で2〜4週間が目安です。

保存方法の詳細

  • 常温:サバは常温保存に適さず、必ず冷蔵または冷凍してください。
  • 冷蔵:チルド室(0〜5℃)で保存し、1〜3日以内に使用します。内臓を除去し、塩を軽く振ってから密閉容器に入れると臭みが抑えられます。
  • 冷凍:-20℃以下で保存し、2〜4週間以内に使用します。下処理後に小分けにしてラップで密封し、さらにジップロック等の二重包装で空気を抜くと品質保持に効果的です。

保存容器や包装のおすすめ

・密閉できるプラスチック容器またはジップロック
・アルミホイルで包んでから保存袋に入れると酸化防止に役立ちます
・冷凍の場合は真空パックが最も効果的です

季節別の注意点

サバは秋から冬にかけて脂がのりやすく、鮮度が高い時期です。この時期は特に冷蔵保存で1日以内に使用するのが理想です。夏場は鮮度低下が早いため、購入後はすぐに冷蔵または冷凍し、保存期間を短く設定してください。

まとめ

サバは冷蔵で1〜3日、冷凍で2〜4週間保存可能です。内臓除去・塩処理・密閉包装を徹底し、-20℃以下で24時間以上冷凍すればアニサキス対策も万全です。鮮度を保ちつつ、栄養豊富なサバを安全に美味しく楽しみましょう。

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