魚介類

赤身握り(寿司ネタ)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2時間以内
冷凍保存
約4週間(30日)
未開封 製造日から約2日(冷蔵)/約30日(冷凍)
開封後 冷蔵で24時間以内

赤身握りは、鮮度が命の寿司ネタです。冷蔵での目安は1〜2日、冷凍保存で約1か月と、保存環境により賞味期限が大きく変わります。ここでは、正しい保存方法と腐敗を見分けるポイントを具体的に紹介します。

赤身握りの基本情報

赤身握りは、主にマグロの赤身(トロと比べて脂肪が少ない部分)を使用した握り寿司です。ビタミンB12やDHA・EPAといった健康に嬉しい栄養素も含まれます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限(未開封・販売用):冷蔵で約2日、冷凍で約30日。
  • 消費期限(開封後・握りに使用した後):冷蔵で1日以内に食べ切ることが推奨されます。
  • ※上記は一般的な目安で、販売店が表示している期限を必ず確認してください。

保存方法の詳細

常温

赤身握りは常温に長時間置くと細菌が増殖しやすく、2時間を超えると安全性が低下します。外出先で持ち運ぶ場合は、保冷バッグや氷嚢を使用し、できるだけ15℃以下に保ちましょう。

冷蔵

最適温度は0〜4℃です。未開封の真空パックは冷蔵で2日以内、開封後はできるだけ早く(24時間以内)に食べるのが安全です。保存容器は密閉できるプラスチック容器か、ラップでしっかり包んでください。

冷凍

急速冷凍(-30℃以下)で保存すると、食感と風味の劣化を抑えられます。冷凍保存は最大で30日(4週間)を目安にし、解凍は冷蔵庫内で8〜12時間かけてゆっくり行うと良いです。

保存容器・包装のおすすめ

  • 真空パックまたはジップロックで空気を抜く。
  • 食品保存用シリコンカバーで表面の乾燥を防止。
  • 冷凍時は平らに広げ、重ねないで収納。
  • 冷蔵保存時は皿に乗せたままラップで覆い、他の食材と交差汚染しないように。

季節別の注意点

夏場は特に温度管理が重要です。室温が上がりやすい時期は、購入後すぐに冷蔵または冷凍し、外出時は保冷バッグを必ず使用してください。冬場は逆に冷蔵庫内が過度に低温になりがちなので、野菜室ではなく本体の冷蔵室に入れると温度が安定します。

まとめ

赤身握りは鮮度が命の寿司ネタです。冷蔵で1〜2日、冷凍で約1か月を目安に保存し、常温での放置は2時間以内に抑えることが安全です。密閉容器と適切な温度管理で、栄養と風味をしっかりキープしましょう。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫へ入れる
真空パックまたはラップで空気を遮断する
冷凍する場合は急速冷凍し、平らにして重ねない
解凍は冷蔵庫内でゆっくり行い、再冷凍は避ける

腐敗の見分け方

表面が変色している
異臭(腐敗臭・アンモニア臭)がする
ぬめりが出ている
粘りのあるカビが生えている

よくある質問

A
はい、急速冷凍(-30℃以下)で保存すれば約30日(4週間)まで品質を保てます。解凍は冷蔵庫内で8〜12時間かけて行い、再冷凍は避けてください。
A
賞味期限は「風味が保たれる期間」の目安です。過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、変色・異臭・ぬめりがある場合は食べずに廃棄してください。
A
鮮度の目安は、色が鮮やかな赤色で光沢があり、血のような赤い筋が残っていることです。触っても弾力があり、乾燥や粘りがないか確認しましょう。
A
調理後はできるだけ早く冷蔵し、24時間以内に食べ切るのが安全です。ドレッシングなどの酸性の調味料を加えると酸が菌の増殖を抑える効果がありますが、保存は必ず密閉容器で行いましょう。
A
ビタミンB群やDHA・EPAは熱や酸素に弱いので、真空包装またはラップで空気を遮断し、冷蔵(0〜4℃)で保存するのが最適です。冷凍保存でも急速冷凍し、解凍は冷蔵で行うと栄養損失を最小限に抑えられます。

参考資料

農林水産省「食品の安全基準」
厚生労働省「食中毒予防の手引き」
日本食品分析センター「生鮮魚介類の保存と品質管理」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください