魚介類

パッチン(甲殻類)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を保つコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
30分以内(常温保存は推奨しません)
冷凍保存
3ヶ月以内
未開封 購入日から2日(冷蔵)/3ヶ月(冷凍)
開封後 調理後2日(冷蔵)/3ヶ月(冷凍)

パッチンは甲殻類の一種で、鮮度が命です。冷蔵で2日以内、冷凍で3ヶ月以内に使用すれば、風味と栄養をしっかり保てます。本記事では、賞味期限・消費期限の違いから、最適な保存方法、腐敗の見分け方までを詳しく解説します。

パッチンの基本情報

パッチンは甲殻類に属し、主に海産のエビやカニに似た食感と甘みがあります。加熱すると身が締まり、刺身や天ぷら、鍋物など幅広く利用できます。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限は品質が保たれる期間です。パッチンは冷蔵保存で約2日、冷凍保存で約3ヶ月が目安です。
  • 消費期限は安全に食べられる期限です。開封後・調理後はできるだけ早く(2日以内)使用し、長期保存は冷凍が推奨されます。

保存方法の詳細

常温

甲殻類は常温での保存に向きません。購入後30分以上経過した場合は、すぐに冷蔵または冷凍へ移すことが必須です。

冷蔵(0〜4℃)

  • 未開封の生パッチンは、氷水に軽く浸し、密閉容器に入れて保存。目安は2日以内。
  • 調理済みは、冷ましてから密閉容器に入れ、同様に2日以内に使用。

冷凍(-18℃以下)

  • 生のまままたは軽く塩水で洗浄し、キッチンペーパーで水分を拭き取る。
  • フリーザーバッグに空気を抜いて入れ、できるだけ平らにして保存。目安は3ヶ月以内。

保存容器・包装のおすすめ

  • 密閉できるプラスチック容器またはジップロック袋。
  • 冷凍時は真空パックが最も酸化を防げます。
  • 保存時に氷水や氷を併用すると温度変化を抑えられます。

季節別の注意点

パッチンは季節により水温が変わり、身の締まり具合が異なります。夏季は鮮度が落ちやすく、購入後は速やかに冷蔵・冷凍することが重要です。冬季は比較的保存がしやすいですが、凍結しやすいので冷凍保存は早めに行いましょう。

まとめ

パッチンは甲殻類特有のデリケートさがあるため、購入後はすぐに冷蔵・冷凍に移すことが鮮度維持の鍵です。冷蔵保存は2日以内、冷凍保存は3ヶ月以内に使用すれば、栄養と風味をしっかり保てます。腐敗サインに注意し、適切な保存容器を選んで安全に美味しく楽しみましょう。

保存のコツ

購入後すぐに氷水で冷やす
密閉容器・ジップロックで空気を抜く
冷凍時は平らに入れ、早めに冷凍庫へ入れる
余分な水分はキッチンペーパーでしっかり拭き取る
解凍は冷蔵庫内でゆっくり行う

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面がぬめりを帯びている
身が柔らかく崩れやすい
カビや菌糸が見える

よくある質問

A
冷凍保存でも適切に急速凍結すれば、解凍後の食感はほぼ元の状態を保ちます。目安は-18℃以下で3ヶ月以内に使用し、解凍は冷蔵庫内で12〜24時間かけて行うと身が締まります。
A
鮮度の良いパッチンは、甲羅が光沢を保ち、肉は透明感があります。異臭がなく、触ったときに弾力があり、ぬめりがないことが目安です。変色や粘りがある場合は腐敗のサインです。
A
調理後はすぐに冷ましてから密閉容器に入れ、冷蔵で2日以内に使用してください。再加熱は中心温度が75℃以上になるようにし、長時間放置は避けます。
A
栄養素(特にタンパク質とミネラル)は低温で保存すると分解が抑えられます。冷蔵保存は0〜4℃、冷凍は-18℃以下が最適です。また、保存前に軽く塩水に浸すと酵素活性が抑えられ、栄養保持に有効です。
A
夏季は水温が高く身が柔らかくなるため、購入後24時間以内に冷蔵・冷凍することが推奨されます。冬季は比較的保存がしやすいですが、凍結しやすいため、冷凍保存は早めに行うと品質が保ちやすくなります。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「食品衛生管理の手引き」
日本水産資源管理センター「甲殻類の保存技術」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください