魚介類

オニカサゴ(珍しい魚)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2〜4時間
冷凍保存
1〜2ヶ月
未開封 製造日から約7日(冷蔵)/約1〜2ヶ月(冷凍)
開封後 開封後2〜3日以内(冷蔵)

オニカサゴは鮮度が落ちやすい珍しい魚です。結論は、購入後はすぐに冷蔵で保存し、長期保存が必要な場合は冷凍が最適です。以下では、基本情報、賞味期限・消費期限の目安、具体的な保存方法、季節別の注意点まで詳しく解説します。

オニカサゴの基本情報

オニカサゴは深海性のカサゴ科に属し、身は白く淡泊で、独特の甘みがあります。日本では主に高級食材として扱われ、刺身や煮付け、揚げ物に利用されます。ビタミンB12やミネラル(カルシウム、リン)も含まれますが、栄養価は一般的な白身魚と大きく変わりません。

賞味期限・消費期限の違いと目安

魚類の表示は「賞味期限」と「消費期限」の2種類があります。
賞味期限は品質が保たれる目安で、風味や食感が落ちる前の期間です。
消費期限は安全に食べられる期限で、特に生鮮魚は短めに設定されます。

オニカサゴの場合、一般的な目安は次の通りです。

  • 未開封・冷蔵パック:賞味期限は製造日から約7日、消費期限は約5日。
  • 開封後・冷蔵保存:2〜3日以内に使用することを推奨。
  • 冷凍保存(−20℃以下):賞味期限は約1〜2ヶ月、消費期限は約2ヶ月。

保存方法の詳細

常温保存

生のオニカサゴは常温では細菌増殖が早く、2〜4時間以上放置すると品質が急激に低下します。購入後すぐに冷蔵・冷凍へ移すことが重要です。

冷蔵保存

冷蔵庫は0〜5℃が適温です。以下の手順で保存します。

  1. 氷水で軽く洗い、キッチンペーパーで水気をしっかり拭く。
  2. 密閉できるプラスチック容器またはジップロックに入れ、空気をできるだけ抜く。
  3. 野菜室ではなくチルド室に入れ、温度変化を防ぐ。

この状態で2〜3日以内に調理するのが安全です。

冷凍保存

長期保存が必要な場合は、急速冷凍が最も効果的です。

  1. 小分け(100〜150g)にして、ラップでしっかり包む。
  2. フリーザーバッグに入れ、空気を抜いて密封。
  3. −20℃以下の冷凍庫で保存し、できるだけ早く使用する(1〜2ヶ月が目安)。

解凍のポイント

冷凍オニカサゴは冷蔵庫内で自然解凍(約12時間)するか、流水で急速解凍します。電子レンジの解凍は部分的に加熱が進むため避けましょう。

保存容器や包装のおすすめ

・真空パック:酸素を除去し、鮮度保持に最適。

・ジップロック(二重封)+氷水パック:持ち運びやアウトドアでも便利。

・アルミホイル+ラップ:冷凍時の乾燥防止に有効。

季節別の注意点

オニカサゴは主に秋から冬にかけて漁獲量が増えるため、比較的新鮮なものが市場に出回ります。夏場は高温で鮮度が落ちやすく、早めの冷凍保存が推奨されます。

まとめ

オニカサゴは鮮度が命の魚です。購入後はすぐに冷蔵で保存し、2〜3日以内に調理するか、長期保存は冷凍で行いましょう。適切な包装と温度管理で、風味と栄養を保ちつつ安全に食べられます。

保存のコツ

購入後すぐに氷水で洗い、キッチンペーパーで水気を拭く
密閉容器またはジップロックで空気を抜いて保存する
冷蔵はチルド室(0〜5℃)に入れ、温度変化を防ぐ
冷凍は小分けにして真空または二重封で急速冷凍する
解凍は冷蔵庫内で自然解凍、または流水で急速解凍する

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
ぬめりがある
粘りが増す
カビが生えている

よくある質問

A
一般的に、急速冷凍し適切に包装すれば味や食感の変化は最小限です。冷凍保存期間は1〜2ヶ月以内に使用すれば、風味を十分に保てます。
A
鮮度の目安は、透明感のある白い身と、海のようなさわやかな臭いです。変色や粘り、異臭がある場合は鮮度が低下しています。
A
刺身用に購入した場合は、氷水で軽く洗い、密閉容器に入れて冷蔵のチルド室で保存し、2日以内に食べ切ることを推奨します。長期保存は冷凍し、解凍後はすぐに使用してください。
A
ビタミンB群は熱や光に弱いため、冷蔵保存時は暗所で密閉し、調理は蒸し焼きや軽く炙る程度に抑えると栄養損失を防げます。
A
夏季は高温で細菌増殖が早くなるため、購入後はすぐに冷凍するか、氷水で冷やしてから冷蔵保存が安全です。秋冬は比較的低温になるため、冷蔵で2〜3日保存が可能です。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本水産資源管理機構「魚介類の適正保存ガイドライン」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください