のどぐろは脂の乗った白身魚で、鮮度が落ちやすいので早めの保存がポイントです。ここでは、賞味期限と消費期限の目安、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を具体的に紹介します。
のどぐろの基本情報
のどぐろは日本各地の沿岸で漁獲される白身魚で、脂が豊富で甘みがあります。100gあたり約132kcalで、タンパク質やビタミンD、EPA・DHAといった健康に嬉しい栄養素を多く含みます。
賞味期限・消費期限の違いと目安
- 賞味期限は風味や食感の劣化を示す目安です。真空包装や冷凍の場合は、製造日から約2週間(冷蔵)・2ヶ月(冷凍)を目安に設定されます。
- 消費期限は安全に食べられる期限です。生ののどぐろは、開封後・冷蔵で2日以内、冷凍で1〜2ヶ月以内に使用することが推奨されます。
保存方法の詳細
常温
生ののどぐろは常温保存に向きません。購入後2時間以内に冷蔵庫へ移すことが安全です。
冷蔵(0〜5℃)
・未開封の真空パック:冷蔵で約2日間は品質が保たれます。
・開封後・切り身や丸ごと:できるだけ早く使用し、2日以内に調理してください。
冷凍(-18℃以下)
・未開封のパック:-18℃以下で保存すれば約2ヶ月間品質が維持できます。
・開封後は密閉できるジップロックやフリーザーバッグに入れ、空気を抜いてから保存し、1〜2ヶ月以内に使用しましょう。
保存容器や包装のおすすめ
- 真空パックは酸化を防ぎ、保存期間を伸ばすのに最適です。
- 冷凍する際は、ジップロックに入れた後、アルミホイルで二重に包むと氷結晶の付着を防げます。
- 冷蔵保存時は、皿にキッチンペーパーを敷き、余分な水分を吸わせてからラップで密閉します。
季節別の注意点
のどぐろは春から初夏にかけての漁獲量が多く、比較的鮮度が保ちやすいです。夏場は水温が上がりやすく、鮮度が落ちやすいため、購入後は速やかに冷蔵・冷凍することが重要です。
まとめ
のどぐろは栄養価が高く美味しい魚ですが、鮮度が落ちやすいため、購入後はすぐに冷蔵または冷凍し、開封後は2日以内(冷蔵)・1〜2ヶ月以内(冷凍)に使用してください。適切な包装と保存温度を守ることで、風味と栄養をしっかりと保てます。