魚介類

数の子(魚介類)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
数時間(なるべく避ける)
冷凍保存
約12週間(3か月)
未開封 製造日から約30日
開封後 5〜7日以内

数の子は、塩漬けや酢漬けに加工された魚卵で、正しい保存をすれば数週間から数か月間美味しさを保てます。本記事では、賞味期限・消費期限の違いと、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を具体的に解説します。

数の子の基本情報

数の子は主にニシンやサバなどの魚卵を塩や酢で加工した日本の伝統食材です。色は淡いピンクから淡黄まであり、独特のプチプチした食感が特徴です。栄養面では、100gあたり約124kcalで、タンパク質やビタミンB12、DHA・EPAなどのオメガ3脂肪酸が豊富です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

加工食品の多くは「賞味期限」が表示されます。賞味期限は「美味しく食べられる期限」であり、品質が徐々げ落ちることを示します。一方、食中毒のリスクが高まる「消費期限」は、主に生鮮食品に適用されます。数の子は塩漬け・酢漬けという加工が施されているため、通常は賞味期限が設定されています。

目安となる期間

  • 未開封のパック・瓶入り数の子(冷蔵保存): 賞味期限は製造日から約30日程度が一般的です。
  • 開封後: できるだけ早く消費し、目安は5〜7日以内です。
  • 常温保存: 風通しの良い暗所でも数時間以上は避け、必ず冷蔵へ移すことが推奨されます。
  • 冷凍保存: 1回分を小分けにして、-18℃以下で保存すれば約3か月間品質を保てます。

保存方法の詳細

常温

数の子は塩分が高く保存性はあるものの、常温での保存は細菌増殖のリスクがあるため、購入後すぐに冷蔵庫へ移すことが原則です。

冷蔵保存

開封前はパッケージのまま、開封後は密閉容器に移し替えて、0〜5℃の冷蔵庫で保存します。保存期間は前述のとおり未開封で約30日、開封後は5〜7日です。

冷凍保存

長期保存したい場合は、使い切りサイズに分割し、ジップロックや真空パックで空気を抜いてから冷凍します。解凍は冷蔵庫内で自然解凍し、再冷凍は避けましょう。

保存容器や包装のおすすめ

  • 密閉できるプラスチック容器またはガラス瓶
  • ジップロックのようなジッパー付きビニール袋(空気抜きがポイント)
  • 真空包装機があれば、さらに保存期間が延びます
  • 保存時は他の強い匂いの食品から離すことで、風味移りを防げます

季節別の注意点

数の子は正月やお正月料理でよく使われますが、夏場は室温が高くなるため、購入後はすぐに冷蔵・冷凍へ移すことが重要です。逆に冬場は冷蔵庫の温度が低すぎると凍結しやすくなるため、0〜5℃を保つ設定がベストです。

まとめ

数の子は正しく保存すれば、未開封で約30日、冷凍で約3か月間美味しさを保てます。開封後は密閉容器に入れ、冷蔵で5〜7日以内に消費するのが安全です。腐敗サインを見逃さず、適切な保存方法で季節を問わず楽しみましょう。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫へ入れる
開封後は密閉容器に移し替える
冷凍したい場合は小分けにして真空包装する
他の強い匂いの食品から離して保存する
冷蔵庫の温度は0〜5℃に保つ

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする(酸っぱい・腐敗臭)
表面にぬめりがある
カビや白い粉が付着している
液体が濁っている

よくある質問

A
はい、冷凍保存が可能です。使い切りサイズに分け、ジップロックや真空パックで空気を抜いてから-18℃以下で保存すれば、約3か月間品質を保てます。解凍は冷蔵庫内で自然解凍し、再冷凍は避けてください。
A
賞味期限は「美味しく食べられる期限」の目安です。過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、色・臭い・粘りなどの腐敗サインが無いか確認し、異常があれば食べない方が安全です。
A
鮮度の目安は、透明感のある淡いピンク色で、表面が乾燥していないことです。異臭がなく、ぬめりやカビが無いことを確認してください。
A
調理後は余った数の子をすぐに密閉容器に入れ、冷蔵で保存します。2日以内に消費するのが目安です。長期保存したい場合は、調理前に冷凍保存し、食べる直前に冷蔵解凍してください。
A
数の子は塩分が高く、熱や光に弱いビタミンB群やDHA・EPAは冷暗所で保存することで損失を抑えられます。開封後はできるだけ早く冷蔵で使用し、冷凍保存する場合は急速冷凍し、解凍は冷蔵庫内で行うと栄養保持に効果的です。
A
夏場は室温が上がりやすく、数時間以上の常温放置は細菌増殖のリスクが高まります。購入後は即冷蔵・冷凍へ。冬場は冷蔵庫内が低温すぎて凍結しやすくなるため、設定温度を0〜5℃に保ち、凍結を防ぐようにしてください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください