メジナは鮮度が落ちやすい珍しい魚ですが、適切に保存すれば購入後でも数日間は美味しく食べられます。ここでは賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存方法を具体的に解説します。

メジナの基本情報

メジナは体長30〜50cmほどの銀白色の海水魚で、脂がのっていて柔らかな身が特徴です。主に日本近海で獲れるため、季節によって流通量が変わります。栄養面では、100gあたり約68kcal、たんぱく質15g、脂質2gと低カロリーで高たんぱくな魚です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

賞味期限は品質が保たれる目安で、開封前の鮮魚は冷蔵で2日程度が一般的です。
消費期限は安全に食べられる期限で、開封後は1日以内に調理することが推奨されます。

保存方法の詳細

常温:30℃以上の環境では数時間で腐敗が進むため、購入後は必ず冷蔵へ移す。

冷蔵(0〜5℃):未加工のままなら2日、切り身やすり身は1日以内に調理が安全です。保存容器は密閉できるプラスチック容器か、ラップでしっかり包んでください。

冷凍(-18℃以下):鮮度を保ちつつ約2ヶ月保存可能です。急速冷凍が望ましく、解凍は冷蔵で自然解凍するか、流水で短時間解凍してください。

保存容器や包装のおすすめ

  • 真空パックまたはジッパー付き保存袋で空気を抜く。
  • 氷水に浸したバットに乗せ、上からラップで覆うと温度変化を抑えられます。
  • 冷凍時は小分けにし、使用分だけ解凍できるようにすると便利です。

季節別の注意点

メジナは夏場に脂が乗りやすく、鮮度が落ちやすいので、特に冷蔵保存は早めに行うことが重要です。冬季は脂が少なくなるため、冷凍保存でも風味が保ちやすくなります。

まとめ

メジナは冷蔵で約2日、冷凍で約2ヶ月が目安です。常温での放置は避け、密閉容器で空気を遮断し、低温で保存すれば、栄養と風味をしっかりキープできます。詳しい保存のコツは下記のポイントをご参照ください。

※他の魚の保存法と比較したい方は、付き出し(居酒屋)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を保つコツをご覧ください。