いくら弁当は、鮭の卵（いくら）を使用したお弁当です。鮮度が命なので、賞味期限と保存方法を守ることが大切です。ここでは、賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を詳しく解説します。
いくら弁当の基本情報
いくら弁当は、主にご飯、いくら、その他、肉や卵などの具材が組み合わさった加工食品です。100gあたり約68kcalと低カロリーで、いくらに含まれるDHA・EPAなどのオメガ3脂肪酸が特徴です。
賞味期限・消費期限の違いと目安
市販のいくら弁当は、未開封の状態で冷蔵保存した場合、製造日からおおむね2日（48時間）が目安です。開封後は、できるだけ早く食べきることが推奨され、1日以内に消費してください。
※保存状態や季節により多少前後することがあります。
保存方法の詳細
- 常温（室温）：2時間以内に冷蔵へ移すのが安全です。特に夏場は30℃以上になると細菌増殖が早まります。
- 冷蔵保存：0〜5℃の環境で、密閉容器やラップでしっかり包み、できるだけ平らに置いて冷却しやすくします。未開封で約2日、開封後は1日以内に食べ切るのが目安です。
- 冷凍保存：長期保存したい場合は、1か月以内に消費するようにします。小分けにして空気を抜いたジップロックや専用の冷凍保存容器に入れ、急速冷凍すると品質が保ちやすくなります。
保存容器や包装のおすすめ
・密閉できるプラスチック容器またはジップロック
・アルミ箔やラップでしっかり包む
・冷凍する場合は、平らに広げてから冷凍庫に入れると解凍時に均一に温まります
季節別の注意点
夏季は特に温度管理が重要です。保冷バッグだけでの持ち運びは避け、30分以上外に置かないようにしましょう。冬季は冷蔵庫の温度が低すぎないよう、5℃前後を保つように設定してください。
まとめ
いくら弁当は鮮度が重要な加工食品です。未開封は冷蔵で約2日、開封後は1日以内に食べ切り、冷凍保存は1か月以内が目安です。常温での放置は2時間以内に抑え、密閉容器での保存と温度管理を徹底すれば、栄養と風味を長く楽しめます。
