結論から言うと、ガザミは冷蔵で約2日、冷凍で約2ヶ月保存できます。鮮度を保つためのポイントは、購入後すぐに冷蔵庫へ移し、可能な限り低温で保存することです。
ガザミの基本情報
ガザミは日本沿岸で漁獲される小型の海老状のカニで、身は甘みがあり、刺身や鍋物、天ぷらなど幅広く利用されます。100gあたり約68kcalと低カロリーで、タンパク質やビタミンB12、ミネラル（亜鉛・銅）を含みます。生で食べる場合は新鮮さが命です。
賞味期限・消費期限の違いと目安
・賞味期限は品質が保たれる目安で、開封前の未加工ガザミは冷蔵で約2日、冷凍で約2ヶ月が一般的です。
・消費期限は安全に食べられる期限で、特に生食の場合は開封後すぐに使用し、開封後は1日以内に食べ切ることが推奨されます。
保存方法の詳細
常温：数時間（2〜4時間）を超えると腐敗が進みやすく、絶対に避けてください。
冷蔵（0〜5℃）：未開封のままなら約2日、開封後は1日以内に食べ切るのが安全です。
冷凍（-18℃以下）：速凍が望ましく、約2ヶ月保存可能です。解凍は冷蔵で自然解凍し、再冷凍は避けましょう。
保存容器・包装のおすすめ
- 密閉できるプラスチック容器またはジップロック袋に入れ、空気を抜く。
- 冷蔵保存時は氷水を入れた保冷容器に入れ、温度を5℃以下に保つ。
- 冷凍保存はフラットに広げてから包装し、厚さを薄くすると解凍が早くなります。
季節別の注意点
ガザミは主に秋から冬にかけてが漁獲高が高く、比較的鮮度が保ちやすい時期です。夏場は水温が上がりやすく、鮮度が落ちやすいため、購入後は速やかに冷蔵・冷凍してください。
まとめ
ガザミは鮮度が命の魚介類です。未開封のまま冷蔵で約2日、冷凍で約2ヶ月保存でき、開封後は1日以内に使用するのが安全です。正しい包装と温度管理で、風味と栄養をしっかりキープしましょう。
