乳製品

フェタチーズ(乳製品)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
常温保存は推奨されません
冷凍保存
約2ヶ月(品質保持)
未開封 製造日から約30日(冷蔵)
開封後 開封後5〜7日以内

フェタチーズは、羊乳や山羊乳を主原料とした塩漬けの白いチーズです。保存方法を間違えると風味が損なわれやすく、食中毒のリスクも高まります。本記事では、フェタチーズの基本情報と、賞味期限・消費期限の目安、最適な保存方法を管理栄養士がわかりやすく解説します。

フェタチーズの基本情報

・分類:乳製品(チーズ)
・原料:主に羊乳または山羊乳(市販品は牛乳と混合されることも)
・栄養価(100gあたり)

賞味期限・消費期限の違いと目安

パッケージに記載されている「賞味期限」は、未開封・適切に冷蔵した状態での品質保持期間です。開封後は「消費期限」や「開封後の目安日数」が別途表示されることが多く、開封後はできるだけ早く使用することが推奨されます。

  • 未開封の真空パック:製造日から約30日(冷蔵)
  • 開封後:5〜7日以内に使用するのが安全な目安
  • 冷凍保存:品質を保つために約2ヶ月以内に使用

保存方法の詳細

フェタチーズは塩漬けで保存性が高められていますが、温度管理と密閉が鍵です。

常温

常温での保存は推奨されません。30℃以上になると菌の増殖が速くなり、風味が劣化します。

冷蔵

・温度:0〜4℃が理想
・未開封はパッケージのまま冷蔵庫の野菜室より上部に置く
・開封後はオリジナルのブライン(塩水)に戻すか、清潔な水に軽く浸し、密閉容器に入れる

冷凍

・冷凍保存は風味と食感が若干変わりますが、長期保存が可能です
・使用する前に冷蔵庫で24時間自然解凍し、余分な水分はキッチンペーパーで拭き取ります

保存容器や包装のおすすめ

  • 密閉できるプラスチック容器またはジップロックバッグ
  • ブラインが残っている場合はそのまま容器に入れ、ブラインが無い場合は塩水(水1Lに塩30g)を作り浸す
  • 金属製の容器は酸化を防げないため避ける

季節別の注意点

夏季は冷蔵庫の温度が上がりやすくなるため、特にブラインの交換と容器の密閉を徹底してください。冬季は冷蔵庫内が低温過ぎるとチーズが固くなることがあるので、温度設定を4℃前後に保つと良いです。

まとめ

フェタチーズは冷蔵保存が基本で、未開封は約30日、開封後は5〜7日以内に使い切るのがベストです。冷凍保存で約2ヶ月まで延長できますが、食感が変わる点に留意してください。正しい容器とブライン管理で、風味豊かなフェタチーズを長く楽しみましょう。

保存のコツ

開封後はブラインまたは塩水に浸す
密閉容器で空気に触れさせない
冷蔵庫は0〜4℃に設定する
ブラインは2〜3日ごとに交換する
冷凍する場合は小分けにしてラップで包む

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面にぬめりがある
カビが生えている
ブラインが濁っている

よくある質問

A
はい、冷凍保存は可能です。品質を保つために、密閉容器に入れ、できるだけ空気を抜いてから冷凍庫へ入れます。解凍は冷蔵庫で24時間かけて自然解凍し、余分な水分はキッチンペーパーで拭き取ります。食感はやや砕けやすくなりますが、風味は残ります。保存期間は約2ヶ月が目安です。
A
開封後は5〜7日以内に使用することをおすすめします。ブラインに浸した状態で密閉容器に入れ、冷蔵庫の0〜4℃で保存すれば、風味と食感を保てます。期限が過ぎると酸味が強くなり、腐敗リスクが高まります。
A
鮮度の判断は以下の点で行います。①色が均一な白色で、黄変や茶変がないこと。②塩漬けのブラインが透明で濁っていないこと。③異臭(酸っぱい・腐敗臭)がしないこと。④表面にぬめりやカビがないこと。これらが確認できれば、まだ安全に食べられます。
A
サラダに残ったフェタチーズはすぐにブラインに戻すか、塩水(水1Lに塩30g)に浸してから密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存します。ブラインは2日ごとに交換すると、塩分濃度が保たれ風味が長持ちします。保存期間は開封後5〜7日が目安です。
A
栄養を保持するためには、低温で保存し、光や空気に触れさせないことが重要です。開封後はブラインに浸すことで乾燥を防ぎ、ビタミンB群やミネラルの流出を抑えます。また、冷凍保存する場合は急速冷凍し、解凍は冷蔵庫で行うことで栄養損失を最小限に抑えられます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください