魚介類

東京湾産(鰻・穴子・鱧)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
保存不可(常温では腐敗が速く進行)
冷凍保存
約90日(未開封)/30日(開封後)
未開封 冷蔵で約2日、冷凍で約90日(3ヶ月)
開封後 冷蔵で1日以内、冷凍で30日以内

東京湾産の鰻・穴子・鱧は、鮮度が命の高級食材です。冷蔵で1‑2日、冷凍で1‑2ヶ月を目安に保存すれば、風味と栄養をしっかり保てます。本記事では、賞味期限・消費期限の違いから、最適な保存方法、腐敗の見分け方までを詳しく解説します。

東京湾産(鰻・穴子・鱧)の基本情報

東京湾産は、東京湾周辺で捕獲されることが多い鰻(ウナギ)、穴子(アナゴ)、鱧(ハモ)の総称です。
それぞれの特徴は以下の通りです。

  • 鰻(ウナギ):肉厚で脂が乗り、ビタミンA・Eが豊富。
  • 穴子(アナゴ):柔らかく淡白な味わいで、DHA・EPAが多く含まれます。
  • 鱧(ハモ):淡白でコリコリした食感。タンパク質が豊富で低カロリーです。

賞味期限と消費期限の違いと目安

食品表示の「賞味期限」は、品質が保たれる期限です。一方「消費期限」は、食品の安全性が保証される期限です。東京湾産のような生鮮魚介は、通常は消費期限が設定されます。

目安は次の通りです。

  • 未開封の真空包装・冷凍:製造日から約90日(3ヶ月)が一般的。
  • 未開封の冷蔵パック:製造日から約2日
  • 開封後はなるべく早く使用し、冷蔵で1日以内、冷凍で1ヶ月以内が安全です。

保存方法の詳細

常温:生のままの保存は推奨できません。必ず冷蔵または冷凍してください。

冷蔵保存(0〜5℃)

  • 未開封の真空パックは、冷蔵庫のチルド室で最大2日。
  • 開封後は、清潔な密閉容器に移し、できるだけ早く調理する。

冷凍保存(-18℃以下)

  • 未開封の真空包装は、冷凍庫で約90日(3ヶ月)保存可能。
  • 開封後は、再度真空包装またはジップロックに入れ、空気を抜いて保存。1ヶ月以内に使用するのが望ましい。

保存容器・包装のおすすめ

・真空包装が最も酸化を防ぎ、風味保持に優れます。
・冷凍保存時は、耐冷ジップロックやフリーザーバッグを使用し、できるだけ空気を抜く。
・冷蔵保存では、密閉できるプラスチック容器か、ラップでしっかり包むと乾燥を防げます。

季節別の注意点

東京湾産の漁獲は春から秋にかけてが多く、特に夏場は水温上昇で鮮度が落ちやすくなります。そのため、夏季は「冷凍保存」を積極的に利用し、解凍は冷蔵でゆっくり行うと食感が保たれます。

まとめ

東京湾産の鰻・穴子・鱧は、正しい保存で風味と栄養を最大限に活かせます。未開封の冷蔵は2日以内、冷凍は3ヶ月以内に使用し、開封後はなるべく早く調理することがポイントです。安全に美味しく食べるために、上記の保存のコツをぜひ実践してください。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵または冷凍庫へ入れる
真空包装が可能なら再度真空シールする
冷凍は-18℃以下を保ち、急速冷凍が望ましい
解凍は冷蔵で数時間かけて行い、再冷凍は避ける

腐敗の見分け方

表面が変色している
異臭(腐敗臭・アンモニア臭)がする
ぬめりや粘りが増えている
表面に白や緑のカビが生えている

よくある質問

A
適切に真空包装し、-18℃以下で保存すれば、風味の低下は最小限に抑えられます。解凍は冷蔵でゆっくり行うと、食感と旨味を保てます。
A
開封後は冷蔵で1日以内に調理するのが安全です。保存温度が5℃を超えると、細菌増殖が早まります。
A
冷凍保存でもタンパク質やビタミンB群は約90%が保持されます。ビタミンAは光と酸化に弱いため、真空包装が有効です。
A
はい。夏は水温が高く鮮度が落ちやすいため、購入後30分以内に冷凍庫へ入れると、品質保持に最も効果的です。
A
目が澄んでいるか、表面がツヤあり、血合いが赤く鮮やかであることが鮮度の目安です。臭いが無く、粘りが少ないほど新鮮です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

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情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください