月日貝は希少な軟体動物で、鮮度が落ちやすいため、正しい保存が重要です。冷蔵で1〜2日、冷凍で約1ヶ月が目安ですので、購入後はすぐに適切に保存しましょう。
月日貝の基本情報
月日貝は日本各地で採取されることがありますが、産地は特定できません。殻付きのまま販売され、砂抜きが必要です。100gあたり約68kcalと低カロリーで、タンパク質やミネラル（亜鉛・セレン）を含みます。
賞味期限・消費期限の違いと目安
- 賞味期限：品質が保たれる目安。冷蔵で1〜2日、冷凍で約1ヶ月です。
- 消費期限：安全に食べられる最終期限。開封後（砂抜き後）はできるだけ早く、2日以内の使用を推奨します。
保存方法の詳細
常温
常温保存は腐敗が進みやすく、推奨できません。購入後はすぐに冷蔵へ移してください。
冷蔵保存
砂抜き用の淡塩水（海水に近い塩分）に入れ、密閉容器で冷蔵庫のチルド室に入れます。目安は1〜2日です。
冷凍保存
殻付きのままラップで包み、ジッパー付き保存袋に入れて急速冷凍します。保存期間は約1ヶ月です。解凍は冷蔵で自然解凍し、再度加熱調理してください。
保存容器・包装のおすすめ
- 密閉できるプラスチック容器またはジッパー付き保存袋
- 砂抜き用の塩水は清潔な瓶やボウルに入れ、蓋をして冷蔵
- 冷凍時はラップで個別に包み、二重にジッパー袋で保存
季節別の注意点
月日貝は夏場に水温が上がると活性が高く、鮮度が落ちやすくなります。特に夏季は購入後すぐに砂抜きし、冷蔵または冷凍で保存することが重要です。冬季は比較的鮮度が保ちやすいですが、保存期間は変わりません。
まとめ
月日貝は「常温保存は非推奨」「冷蔵で1〜2日」「冷凍で約1ヶ月」の目安で管理し、砂抜き後はできるだけ早く調理するのがポイントです。適切な容器と塩水で保存すれば、風味と栄養を損なわずに楽しめます。
