魚介類

養殖ブリ(魚介類)の賞味期限と正しい保存方法

2026年2月7日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
要冷蔵のため常温保存は不可
冷凍保存
2〜4週間
未開封 製造日から3日以内(冷蔵)
開封後 開封後1〜2日以内に使用

養殖ブリは鮮度が命です。冷蔵で1〜3日、冷凍で2〜4週間を目安に保存すれば、旨味と栄養をしっかり保てます。

養殖ブリの基本情報

養殖ブリはスズキ目ブリ科に属し、脂がのった白身魚です。養殖なのでサイズや脂のりにばらつきがありますが、鮮度が保たれれば刺身や寿司、煮付け、焼き物など幅広く活用できます。

賞味期限と消費期限の違いと目安

その他は「賞味期限」よりも「消費期限」が重要です。賞味期限は品質が保たれる目安、消費期限は安全に食べられる最終日です。養殖ブリの場合、販売時の表示は通常「冷蔵で3日以内」の消費期限が多く、開封後は1〜2日以内に食べ切ることが推奨されます。

保存方法の詳細

常温

養殖ブリは要冷蔵です。常温での保存は細菌増殖が速く、食中毒リスクが高まりますので、絶対に避けてください。

冷蔵

  • チルド室(0〜5℃)で保存すると、鮮度が保たれやすく1〜3日持ちます。
  • 購入後はすぐに包装を開け、余分な水分をキッチンペーパーで拭き取り、密閉容器かラップで包みます。
  • 内臓は取り除き、表面に軽く塩を振って臭みを抑えるとさらに長持ちします。

冷凍

  • 下処理(内臓除去・水分拭き取り・塩振り)をした後、ジップロックや真空パックで密封。
  • -20℃以下で保存し、2〜4週間を目安に使用してください。
  • 解凍は冷蔵室で自然解凍するか、流水で急速解凍すると食感が損なわれにくいです。

保存容器や包装のおすすめ

・ジップロックや真空パックは空気を遮断し、酸化を防ぎます。
・プラスチック容器は蓋がしっかり閉まるものを選び、内部に氷水を入れたクーラーボックスと併用するとさらに安全です。

季節別の注意点

養殖ブリは一年中供給されますが、夏場は水温が上がりやすく、細菌の増殖が早くなるため、冷蔵・冷凍の管理を特に徹底してください。冬場は脂のりが良くなるため、鮮度が落ちにくい傾向がありますが、保存温度は変わらず0〜5℃を保つことが重要です。

まとめ

養殖ブリは冷蔵で1〜3日、冷凍で2〜4週間が安全な保存目安です。内臓除去・塩振り・密閉保存を徹底し、常温保存は絶対に避けましょう。正しい保存で、ブリ本来の旨味と栄養を最大限に楽しめます。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫へ入れる
内臓を取り除き、表面の水分を拭き取る
塩を軽く振って臭みを抑える
密閉容器やジップロックで空気を遮断する

腐敗の見分け方

表面がくすんだ色に変わる
異臭(腐敗臭やアンモニア臭)がする
ぬめりや粘りが出てくる
カビが生えている

よくある質問

A
適切に下処理し、-20℃以下で2〜4週間保存すれば、旨味や食感の低下は最小限です。解凍は冷蔵で自然解凍すると、風味が保たれます。
A
透明感のある光沢があり、肉厚で弾力があるものが鮮度良です。目がくっきりしているか、血合いが赤く鮮やかであることも目安です。
A
切り分けたらすぐにラップで密閉し、チルド室で保存してください。2日以内に食べ切るのが安全です。
A
ビタミンDやEPA・DHAは酸化しやすいので、塩振りと密閉包装で酸素を遮断し、冷蔵・冷凍で低温管理することが重要です。
A
購入後すぐに冷蔵庫のチルド室へ入れ、内臓を除去し水分を拭き取ってから塩を振ります。早めに調理するか、冷凍保存を検討してください。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本水産学会誌(養殖ブリの保存性に関する研究)

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください