魚介類

蝦夷アワビ(魚介類)の賞味期限と正しい保存方法

2026年2月7日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
非推奨(常温保存は避ける)
冷凍保存
2〜3週間
未開封 購入日から1〜2日(冷蔵)/2〜3週間(冷凍)
開封後 開封後は1日以内に調理し、冷凍保存であれば2〜3週間以内に使用

蝦夷アワビは鮮度が命の高級魚介です。冷蔵で1〜2日、冷凍で2〜3週間を目安に保存し、適切に管理すれば風味と栄養を長く保てます。

蝦夷アワビの基本情報

蝦夷アワビは日本海沿岸を中心に捕獲される大型の巻貝です。殻は厚く、身は弾力があり、甘みと旨味が特徴です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:品質が保たれる期間。未開封の包装状態で冷蔵保存した場合は購入日から1〜2日が目安です。
  • 消費期限:安全に食べられる最終日。開封後はできるだけ早く(1日以内)に調理し、長期保存は冷凍で行います。

保存方法の詳細

常温

蝦夷アワビは常温保存は非推奨です。温度が上がると細菌増殖が速くなり、数時間で腐敗が進行します。

冷蔵(0〜4℃)

冷蔵保存は最も一般的です。以下の手順で行いましょう。

  1. 購入後できるだけ早く氷水に入れ、温度を下げる。
  2. 濡れた状態のままの袋は避け、キッチンペーパーで軽く水分を拭き取る。
  3. 密閉できるプラスチック容器かジップロックに入れ、できれば氷パックと一緒に保存。
  4. 保存期間は1〜2日以内に調理することを目指す。

冷凍(-18℃以下)

鮮度を保ちつつ長期保存したい場合は冷凍が最適です。

  • 殻付きのままでも、むき身にしても保存可能。むき身にすると解凍後の調理が楽です。
  • 食べやすい大きさに切り、軽く塩水で洗ってから水気を拭き取り、ジップロックに平らに入れる。
  • 空気を抜き、できるだけ薄く包装して凍結すれば、風味のロスを抑えられます。
  • 保存期間は2〜3週間が目安です。長期間保存すると食感が変わる可能性があります。

保存容器・包装のおすすめ

・密閉できるPP容器やジップロック
・冷凍時は真空包装機があればベスト
・氷パックや保冷剤を併用し、温度変化を最小限に抑える

季節別の注意点

蝦夷アワビは主に冬から春にかけてが漁獲のピークです。この時期は比較的鮮度が保ちやすく、冷凍保存でも風味が残りやすいです。夏場は水温が高くなるため、購入後はすぐに冷蔵または冷凍し、保存期間を短くすることが重要です。

まとめ

蝦夷アワビは冷蔵で1〜2日、冷凍で2〜3週間が安全な保存目安です。冷蔵保存は密閉容器と氷パックで温度管理を徹底し、冷凍保存は水分をしっかり拭き取って真空に近い状態で凍らせましょう。腐敗サインを見逃さず、鮮度の良い状態で美味しくいただくことがポイントです。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫へ入れる
氷水で一度冷やしてから保存する
密閉容器またはジップロックで空気を抜く
冷凍する場合は水分を拭き取り、平らに包装する
解凍は冷蔵庫内で自然解凍し、再冷凍は避ける

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面にぬめりがある
殻が自然に開いている
カビが生えている

よくある質問

A
冷凍保存(-18℃以下)で2〜3週間程度なら食感は比較的保たれますが、長期間(1か月以上)になると身がやや柔らかくなり、加熱時に水分が出やすくなることがあります。できるだけ早めに使用するのが望ましいです。
A
開封後は殻が閉じているか、開いている場合は肉が光沢を保っているかを確認します。色が濃い茶色から黒に変わり、異臭やぬめりが出てきたら腐敗のサインです。
A
刺身として生で食べる場合は、冷蔵保存で購入後1日以内に食べ切ることを推奨します。時間が経つと細菌増殖が進みやすくなります。
A
ビタミンB12やミネラルは熱や長時間の保存で減少しやすいです。できるだけ早く冷凍し、解凍は冷蔵庫内でゆっくり行うことで栄養損失を最小限に抑えられます。
A
冬季は水温が低く、自然に鮮度が保たれやすいため冷蔵保存でも1〜2日が目安です。夏季は水温が高く細菌増殖が速いため、購入後はすぐに冷凍し、冷蔵保存は極力避け、2日以内に調理することが安全です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください