冷凍食品

ツナペースト(缶詰・瓶詰)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で約24か月(15〜25℃の涼しい場所)
冷凍保存
開封後で約2か月
未開封 製造日から約24か月
開封後 冷蔵で2〜3日以内

ツナペーストは、缶詰や瓶詰の形で販売されている加工魚食品です。未開封の状態であれば長期間保存できますが、開封後は適切な管理が必要です。本記事では、賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存方法、さらに腐敗のサインや保存のコツを詳しく解説します。

ツナペーストの基本情報

ツナペーストは、加熱処理されたツナ(マグロやカツオなど)を油や調味料と混ぜ、滑らかなペースト状にした加工品です。主な栄養価は以下の通りです。

  • たんぱく質:10〜12g/100g
  • 脂質:2〜4g/100g(使用油により変動)
  • ビタミンD、ビタミンB12、EPA・DHA などの魚特有の栄養素を含む

賞味期限・消費期限の違いと目安

ツナペーストは「賞味期限」が表示されます。加工・加熱処理が施されているため、食品衛生上のリスクは低く、賞味期限が過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありませんが、風味や食感が劣化します。

  • 未開封の賞味期限目安:製造日から約24か月(2年)
  • 開封後の目安:冷蔵保存で2〜3日以内に使用することを推奨

保存方法の詳細

常温(未開封)

直射日光や高温を避け、15〜25℃程度の涼しい場所で保管すれば、賞味期限まで問題なく保存できます。

冷蔵(開封後)

開封後は必ず容器を密閉し、冷蔵庫の野菜室やチルド室(約4℃)に入れます。2〜3日以内に使い切るのが安全です。

冷凍(長期保存)

開封後すぐに小分けにして密閉容器やジップロックに入れ、-18℃以下で保存すれば約2か月間品質を保てます。解凍は冷蔵庫でゆっくり行い、再冷凍は避けてください。

保存容器や包装のおすすめ

  • 開封後は必ず金属缶や瓶から取り出し、密閉できるプラスチック容器やガラス瓶へ移す。
  • 空気が入らないようにラップで表面を覆うと酸化を防げます。
  • 冷凍保存時は平らに広げて凍らせると、解凍時に均一に温まります。

季節別の注意点

夏場は常温保存が特に注意が必要です。高温になると缶の内部圧が上がりやすく、膨張や漏れのリスクが高まります。可能な限り冷暗所に保管し、気温が30℃を超える日は早めに冷蔵庫へ移すと安心です。

まとめ

ツナペーストは未開封であれば約2年保存可能ですが、開封後は冷蔵で2〜3日、冷凍で約2か月が目安です。密閉容器への移し替え、直射光・高温回避、早めの使用が鮮度と風味を保つポイントです。正しい保存で、いつでも安全に美味しく活用しましょう。

保存のコツ

開封後はすぐに密閉容器へ移す
直射日光や高温を避けて常温保存する
冷蔵庫は4℃前後に設定し、野菜室に入れる
冷凍保存は小分けにして平らに凍らせる
解凍は冷蔵庫でゆっくり行い、再冷凍はしない

腐敗の見分け方

容器が膨らんでいる
変色している(黄変や黒ずみ)
異臭がする(腐敗臭や酸っぱい臭い)
粘りやぬめりが出ている
カビが生えている

よくある質問

A
はい、開封後すぐに小分けし密閉容器に入れ、-18℃以下で保存すれば約2か月間品質を保てます。解凍は冷蔵庫で行い、再冷凍は避けてください。
A
賞味期限は風味・食感の目安です。期限が過ぎても異常がなければ食べられますが、変色・異臭・膨張がある場合は廃棄してください。
A
外観が均一で変色がなく、開封後に酸っぱい臭いや腐敗臭がしないこと、容器が膨らんでいないことが鮮度の目安です。
A
調理後は余ったツナペーストを別容器に移し、冷蔵で2日以内に使用してください。常温で放置すると細菌増殖のリスクが高まります。
A
光と酸素が栄養素の劣化を促すため、開封後は密閉容器に入れ、冷蔵庫の低温(4℃前後)で保存し、なるべく早く使い切ることが効果的です。
A
気温が30℃を超えると内部圧が上がりやすくなるため、直射日光を避け、できるだけ涼しい場所(15〜20℃)で保管し、長時間放置しないようにしてください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください