テーブルマークブロッコリーは冷凍状態で購入すれば、適切に管理すれば約12か月長持ちします。ここでは賞味期限・消費期限の違い、常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存ポイント、そして腐敗を見分けるサインを管理栄養士がわかりやすく解説します。
テーブルマークブロッコリーの基本情報
テーブルマークブロッコリーは、ブロッコリー(学名 Brassica oleracea var. italica)をカットし、急速凍結した冷凍食品です。アブラナ科に属する「花野菜」の一種で、100gあたり約47kcal、ビタミンCや食物繊維、カロテノイドが豊富に含まれます。
賞味期限と消費期限の違いと目安
- 賞味期限:品質が保たれる目安の日付です。テーブルマークブロッコリーは製造日から約12か月が目安です。
- 消費期限:安全に食べられる期限です。冷凍食品では賞味期限と同等に設定されることが多く、開封後は保存状態に応じて期限が短くなります。
保存方法の詳細
常温
冷凍食品を常温で保存するとすぐに解凍が進み、品質低下が起こります。どうしても常温に置く場合は、1時間以内に冷凍庫へ戻すことを目安にしてください。
冷蔵(解凍後)
解凍したブロッコリーは、密閉容器に入れ、野菜室で保存します。目安は3〜5日です。保存期間が長くなると色が黄ばみ、食感が柔らかくなります。
冷凍(未開封)
未開封の状態で-18℃以下の冷凍庫に保管すれば、約12か月は品質が保たれます。開封後はできるだけ早く使い切るか、再度密封して1〜2か月以内に消費してください。
保存容器・包装のおすすめ
- 元のパッケージをしっかり閉じるか、ジップロックなどのフリージングバッグで空気を抜く。
- 冷凍庫の奥・温度が最も低い場所に置く。
- 長期保存の場合は、真空パックに入れ替えるとさらに鮮度が保ちやすくなる。
季節別の注意点
ブロッコリーは春から初夏にかけての収穫が多く、季節の新鮮ブロッコリーと比べて味や食感に差が出やすいです。冬場は冷凍庫の温度が安定しやすく、保存期間が比較的長くなりますが、夏場は頻繁に開閉しないように注意しましょう。
まとめ
テーブルマークブロッコリーは冷凍状態での保存が基本です。未開封なら約12か月、開封後は1〜2か月、解凍後は冷蔵で3〜5日を目安に使い切ると、栄養と食感を最大限に保てます。適切な容器と温度管理で、いつでも美味しいブロッコリーを楽しみましょう。