乳製品

固ゆで卵(乳製品)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
常温で3〜7日(涼しい場所)※安全のため推奨しません
冷凍保存
1ヶ月以内(殻をむいてから)
未開封 製造日から約30日(生卵の賞味期限)
開封後 調理後は冷蔵で7日以内、冷凍で1ヶ月以内

結論:固ゆで卵は冷蔵保存が基本で、調理後はできるだけ早く(目安は7日以内)食べきるのが安全です。冷凍保存は可能ですが、殻をむいてから解凍し、再加熱して使用してください。

固ゆで卵の基本情報

固ゆで卵は、鶏卵を沸騰したお湯で約10分間加熱し、黄身と白身がしっかり固まった状態の食品です。加熱によりサルモネラ菌のリスクは低減しますが、保存状態が悪いと細菌増殖が起こるため、適切な管理が必要です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

卵は「消費期限」ではなく「賞味期限」で表示されることが多いですが、固ゆで卵は加工品に近いため、製造日からの目安を示すことが一般的です。

  • 賞味期限(未開封・調理前):生卵はパックに記載された日付。
  • 賞味期限(調理後・冷蔵):調理後は約7日以内が安全な目安です。
  • 消費期限:細菌リスクが高い場合に設定されますが、固ゆで卵は通常賞味期限で管理します。

保存方法の詳細

常温保存

常温(20℃前後)での保存は推奨できません。涼しい場所でも3日以上は避け、できるだけ早く冷蔵へ移すことが重要です。

冷蔵保存

冷蔵庫の温度は0〜5℃が理想です。殻付きのまま保存する場合は、尖った方を下にして容器に入れ、他の食品と接触しないようにします。密閉容器やジッパー付き保存袋に入れると乾燥を防げます。

保存期間の目安は7日以内です。長期間保存したい場合は、早めに冷凍へ移行してください。

冷凍保存

固ゆで卵は殻をむいてから冷凍すると、割れやすくなるリスクが減ります。以下の手順で保存してください。

  1. 殻をむき、黄身と白身を別々にラップで包むか、耐冷ジップバッグに入れる。
  2. 空気を抜き、ラベルに保存日を記入。
  3. 冷凍庫(-18℃以下)で最大1ヶ月保存可能。
  4. 使用時は冷蔵庫で自然解凍し、すぐに加熱して食べる。

保存容器や包装のおすすめ

  • 密閉できるプラスチック容器やガラスジャー
  • ジッパー付き保存袋(空気抜きができるもの)
  • アルミホイルで個別に包んでから保存袋に入れると、乾燥と匂い移りを防げます

季節別の注意点

夏場は特に温度管理が重要です。外出先で持ち運ぶ際は保冷バッグやクーラーボックスを利用し、2時間以上常温に放置しないようにしましょう。冬場は冷蔵庫の温度が低すぎないように(0℃以下は凍結リスク)注意が必要です。

まとめ

固ゆで卵は冷蔵保存が基本で、調理後は7日以内に食べ切るのが安全です。冷凍保存は殻をむいてから行い、1ヶ月以内に使用してください。保存容器は密閉できるものを選び、常温放置は極力避けましょう。正しい管理で栄養価を保ちつつ、安心して美味しく食べられます。

保存のコツ

調理後はすぐに冷蔵庫へ入れる
密閉容器またはジッパー袋で保存する
冷蔵庫の奥、温度が一定の場所に置く
冷凍する場合は殻をむいてからラップで包む
保存袋に空気をしっかり抜く

腐敗の見分け方

表面が変色している
異臭がする
白いカビが生えている
粘りがある
黄身が液状化している

よくある質問

A
はい、殻をむいてからラップで包み、ジッパー袋に入れて冷凍すれば約1ヶ月保存可能です。解凍後はすぐに加熱して食べてください。
A
賞味期限は品質の目安です。過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、変色・異臭・カビなどの腐敗サインが無いか必ず確認し、疑わしい場合は廃棄してください。
A
常温保存は3日以内に限定し、直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所(15℃以下)に置きます。できるだけ早く冷蔵に移すことが安全です。
A
冷蔵保存が最も栄養保持に優れます。冷凍する場合は、殻をむいた後に空気を抜いて密閉し、急速冷凍するとビタミンの減少を抑えられます。
A
サラダに入れる前に別容器で保存し、使用直前に混ぜるのがベストです。サラダ全体で保存するとドレッシングの酸が卵を早く劣化させるため、7日以内に食べ切るようにしてください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください