乳製品

オランダの青カビ(チーズ)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2〜4時間(常温)
冷凍保存
約12週間(約3か月)
未開封 製造日から約180日(未開封・冷蔵)
開封後 開封後約14日以内(冷蔵)

オランダの青カビは、独特の青カビが表面に点在した風味豊かなチーズです。正しい保存で風味と栄養を長持ちさせることが可能です。本記事では、賞味期限・消費期限の目安、常温・冷蔵・冷凍の保存方法、そして腐敗を見分けるポイントをまとめました。

オランダの青カビの基本情報

オランダの青カビは、青カビ(ペニシリウム属)が内部に均等に伸びることで、クリーミーかつ少しピリッとした風味が特徴の硬めのブルーチーズです。

賞味期限・消費期限の違いと目安

賞味期限は、製造日から約6か月(未開封・冷蔵保存)を目安に設定されることが多いです。風味は時間とともに変化しますが、食べられなくなるわけではありません。
消費期限は、開封後や加工品の安全性が重視される場合に設定され、開封後は冷蔵で約2週間以内に食べ切ることが推奨されます。

保存方法の詳細

  • 常温保存:室温(20℃前後)では数時間しか持ちません。購入後すぐに冷蔵へ移すのが基本です。
  • 冷蔵保存:0〜4℃のチーズ専用引き出しまたは密閉容器で保存します。未開封は約6か月、開封後は約2週間が目安です。
  • 冷凍保存:-18℃以下の冷凍庫で保存し、最長で約3か月保存可能です。解凍は冷蔵でゆっくり行い、風味の変化を最小限に抑えます。

保存容器や包装のおすすめ

・開封後は、チーズ用ワックス紙またはパラフィン紙で包み、さらに密閉できるプラスチック容器に入れると乾燥を防げます。
・冷凍する場合は、ラップでしっかり包み、ジップロック等の二重密封が効果的です。

季節別の注意点

夏場は室温が上がりやすく、カビの増殖が早まります。購入後は必ず冷蔵に移し、温度管理を徹底してください。冬場は冷蔵庫の温度が低すぎるとチーズが硬くなるため、0〜4℃を保つよう設定しましょう。

まとめ

オランダの青カビは、適切な温度管理と密閉保存で、未開封で約6か月、開封後でも約2週間は美味しく楽しめます。冷凍保存すれば風味を保ちつつ最長3か月保存可能です。保存のコツを守り、腐敗サインに注意すれば、いつでも濃厚なブルーチーズの味わいを堪能できます。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫のチーズ専用引き出しへ入れる
開封後はワックス紙で包み、密閉容器に入れる
冷凍する際はラップで二重に包み、ジップロックで密封する
解凍は冷蔵でゆっくり行い、室温に戻す前に余分な水分を拭き取る

腐敗の見分け方

表面に白や緑以外のカビが増えている
異臭(酸っぱい、腐敗臭)がする
粘りやべたつきが見られる
色が黄変し、風味が大きく変わっている

よくある質問

A
はい、冷凍保存が可能です。未開封でも開封後でも、ラップでしっかり包みジップロックに入れ、-18℃以下で保存すれば約3か月持ちます。解凍は冷蔵で12〜24時間かけて行い、解凍後はできるだけ早く使用してください。
A
開封後は冷蔵(0〜4℃)で保存し、約14日以内に食べ切ることが推奨されます。風味が落ち始めるのは約1週間後とされていますので、できるだけ早めに利用するとベストです。
A
青カビチーズに本来付着している青カビ(ペニシリウム属)以外に白や緑以外のカビが見える場合は、腐敗のサインです。食べずに廃棄してください。安全のため、見た目だけで判断できない場合は、臭いも確認し、異常があれば使用しない方が安全です。
A
調理後の青カビは、余った部分をすぐに冷蔵(0〜4℃)に移し、密閉容器に入れます。調理時に加熱した場合でも、再度冷蔵で約7日以内に使用してください。長期保存したい場合は、冷凍(-18℃以下)で保存し、解凍後は再加熱せずにそのままサラダやチーズボードに利用します。
A
ビタミンB群やカルシウムは光と空気に弱いため、保存時は暗所で密閉容器に入れることが重要です。また、冷蔵保存で温度変化が少ない状態(0〜4℃)を保つと、栄養素の劣化を最小限に抑えられます。冷凍保存する場合は、急速冷凍で氷結晶の形成を抑え、解凍は冷蔵で行うと栄養損失が少なくなります。
A
夏は室温が上がりやすく、青カビが活発になるため、購入後は必ずすぐに冷蔵庫へ入れます。冷蔵庫の温度が4℃を超えないように設定し、チーズ専用の引き出しや密閉容器で保存すると、カビの過剰増殖を防げます。また、冷蔵庫内での温度変化が大きいドア側は避け、奥の安定した場所に置くと安全です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください