乳製品

イタリアンジェラート(デザート)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
30分〜2時間(解凍中)
冷凍保存
約90日(未開封)
未開封 製造日から約90日(冷凍)
開封後 開封後1〜2週間以内(冷凍)

イタリアンジェラートは、ミルクと砂糖をベースにした滑らかな食感が特徴のデザートです。正しい保存を行えば、冷凍庫でも数ヶ月鮮度を保てます。ここでは、賞味期限と消費期限の違い、保存のポイント、そして腐敗の見分け方を詳しくご紹介します。

イタリアンジェラートの基本情報

イタリアンジェラートは、一般的に牛乳、クリーム、砂糖、そしてフレーバー素材(果実ピューレやチョコレート等)を使用した加工品です。脂肪分は約4〜6g、タンパク質は約1.2g含まれます。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限(未開封):製造日から冷凍保存で約90日(3か月)を目安に設定されていることが多いです。品質が最も良い状態で楽しめる期間です。
  • 消費期限(開封後):開封後は空気や湿度に触れるため、冷凍庫で保存しても1〜2週間以内に食べ切ることが推奨されます。
  • 常温・冷蔵:解凍した状態での保存は、冷蔵で24時間以内、常温では2時間程度が上限です。

保存方法の詳細

① 常温(室温)

購入直後や食べる直前に室温で解凍する場合、30℃前後の涼しい場所で30分〜1時間程度が目安です。長時間放置すると結晶化や風味低下が起こります。

② 冷蔵(0〜4℃)

解凍後にすぐ食べ切れない場合は、密閉容器に移し替えて冷蔵庫で保存します。24時間以内に食べ終えるのが安全です。

③ 冷凍(-18℃以下)

未開封の状態であれば、製造日から約90日間品質を保てます。開封後は、できるだけ空気を抜いた密閉容器に入れ、1〜2週間以内に消費してください。

保存容器や包装のおすすめ

  • 元のパッケージが密閉できない場合は、フリーザーバッグや密閉プラスチック容器を使用。
  • 容器の表面に保存開始日を記入し、管理しやすくする。
  • 凍結焼けを防ぐため、容器の表面にラップを貼るか、アルミホイルで覆う。

季節別の注意点

  • 夏場は解凍が早く進むため、食べる直前に冷凍庫から取り出すタイミングを調整。
  • 冬場は室温が低めでも結晶化しやすいので、冷蔵保存が比較的安全。
  • 湿度が高い時期は容器の結露に注意し、カビの発生を防ぐために乾いた布で表面を拭く。

まとめ

イタリアンジェラートは冷凍保存が基本です。未開封は約90日、開封後は1〜2週間以内に食べ切ることで、滑らかな食感と豊かな風味を保てます。保存容器は密閉できるものを選び、季節ごとの温度変化に合わせた管理を行いましょう。

保存のコツ

購入後すぐに冷凍庫へ入れる
密閉容器に移し替えて空気を抜く
ラップやアルミホイルで表面を覆い凍結焼けを防ぐ
解凍時は冷蔵庫でゆっくり行い、常温放置は最小限にする

腐敗の見分け方

色がくすんでいる
異臭がする
表面に氷の結晶が大量にできている
ぬめりがある
カビが生えている

よくある質問

A
はい、イタリアンジェラートは乳脂肪と砂糖が多く含まれるため、品質保持のためには-18℃以下の冷凍保存が最適です。冷凍庫で未開封のまま約90日間は安全に保管できます。
A
開封後は空気に触れることで結晶化が進むため、1〜2週間以内に食べ切ることを推奨します。できるだけ早く食べるほど、滑らかな舌触りが保てます。
A
色がくすんでいないか、異臭がしないか、表面に過度な氷の結晶やぬめりがないかを確認してください。これらが見られたら品質が低下しています。
A
一般的に、一度解凍したジェラートを再冷凍すると結晶が大きくなり、食感が劣化します。安全面では問題ありませんが、風味と舌触りは著しく低下するため、できるだけ再冷凍は避けましょう。
A
パフェなどに使用した後は、残りを密閉容器に入れ、速やかに冷凍庫へ戻します。保存期間は開封後と同様に1週間以内が目安です。なるべく早く食べることで、食感と味のバランスを保てます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

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大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください