結論から言うと、グラスフェッドバターは冷蔵保存が基本で、開封後は1週間以内に使い切るのが安全です。冷凍すれば約6か月保存できますが、解凍時は注意が必要です。

グラスフェッドバターの基本情報

グラスフェッドバターは、草を主食とした牛の乳から作られるバターで、通常のバターに比べてビタミンAやCLA（共役リノール酸）がやや多く含まれます。100gあたり約68kcalと低カロリーで、料理の風味付けや焼き菓子に適しています。

賞味期限と消費期限の違いと目安

・賞味期限は品質が保たれる期間で、未開封のグラスフェッドバターは製造日から約6か月が目安です。
・消費期限は安全に食べられる期限で、開封後は冷蔵で1週間以内に使用することが推奨されます。

保存方法の詳細

常温

常温保存は推奨されません。温度が上がると酸化が進み、風味が劣化しやすくなります。

冷蔵

開封後は、密閉容器かラップでしっかり包み、0〜4℃の冷蔵庫で保存します。目安は開封後1週間以内の使用です。

冷凍

長期保存したい場合は、1回分ずつラップで包み、フリーザーバッグに入れて-18℃以下で保存します。保存期間は約6か月です。解凍は冷蔵庫内でゆっくり行い、再冷凍は避けてください。

保存容器や包装のおすすめ

  • 開封後は空気に触れないよう、厚手のアルミ箔や耐冷凍ビニールラップで密閉。
  • 小分けにして保存すれば、必要な分だけ解凍でき、品質保持に効果的。
  • 容器はプラスチック製よりもガラスやステンレス製の密閉容器が酸素透過を防ぎやすい。

季節別の注意点

夏季は冷蔵庫の温度が上がりやすいため、特に開封後は早めに使用しましょう。冬季は冷蔵庫内が低温になることがあるので、凍結しないように取り出すタイミングに注意が必要です。

まとめ

グラスフェッドバターは冷蔵保存が基本で、開封後は1週間以内に使い切るのが安全です。冷凍保存で約6か月延長できるものの、解凍後は再冷凍を避け、風味と栄養を守るために密閉包装を徹底しましょう。