乳製品

フルーツシャーベット(デザート)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちのコツ

2025年12月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
常温では約2時間以内に品質が低下
冷凍保存
冷凍で約180日(約6ヶ月)
未開封 製造日から約180日(冷凍)
開封後 開封後は冷凍で約60日、冷蔵で約2日以内に消費

フルーツシャーベットは、甘さ控えめでさっぱりした食感が特徴の冷凍デザートです。賞味期限は未開封で約6ヶ月と長めですが、保存状態によっては品質が劣化しやすいので、正しい保存方法を守ることが大切です。

フルーツシャーベットの基本情報

フルーツシャーベットは、フルーツピューレや果汁、砂糖、レモン酸などを混合し、低温で凍結させた加工品です。果実のビタミンCや食物繊維が含まれますが、加熱処理が行われるため、熱に弱い酵素は減少します。

賞味期限・消費期限の違いと目安

加工品のラベルに記載されるのは「賞味期限」です。賞味期限は「美味しさが保証される期間」を示し、食品の安全性とは直接関係しません。一方、賞味期限が過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありませんが、風味や食感が劣化する可能性が高まります。

保存方法の詳細

  • 常温:解凍が進むため、品質保持は期待できません。常温で放置すると2時間以内に氷が溶け始めます。
  • 冷蔵(0〜4℃):解凍した状態で保存する場合は、2日以内に消費するのが目安です。
  • 冷凍(-18℃以下):未開封のままであれば約180日(約6ヶ月)保存可能です。開封後はできるだけ空気を遮断し、60日以内に食べ切ると品質を保てます。

保存容器や包装のおすすめ

開封後は、元のパッケージに密封できるジッパー付き保存バッグや、フリージング用の密閉容器に移し替えると、霜付きを防げます。容器の表面に日付を記入し、保存期間を管理しましょう。

季節別の注意点

夏場は冷凍庫の温度が上がりやすく、霜が付くリスクが高まります。定期的に冷凍庫の温度設定(-18℃以下)を確認し、頻繁に開閉しないように心がけてください。冬場は室温が低くなるため、常温での短時間(30分以内)での解凍が比較的安全です。

まとめ

フルーツシャーベットは未開封で約6ヶ月の長期保存が可能ですが、開封後は冷凍で約2ヶ月、冷蔵で約2日を目安に消費しましょう。密閉容器での保存、温度管理、霜付き防止が品質を保つポイントです。

保存のコツ

開封後はジッパー付き保存バッグや密閉容器に移し替える
容器の外側に保存開始日を記入して管理する
冷凍庫の温度は-18℃以下に設定し、定期的にチェックする
急速冷凍機能がある場合は、凍結を早めて氷結晶を細かく保つ
冷蔵で保存する際は、表面が乾燥しないようにラップで覆う

腐敗の見分け方

氷の結晶が大きくなりすぎている
表面に白い霜が付着している
異臭(酸っぱい・腐敗臭)がする
色がくすんでくる
粘り気が出て舌触りがべたつく

よくある質問

A
はい、解凍した状態で冷蔵保存は可能ですが、品質保持は約2日が目安です。2日を過ぎると風味が落ち、氷の粒が大きくなることがあります。
A
空気に触れると氷の表面が乾燥(フロストバースト)しやすく、約1週間で氷の結晶が粗くなります。密閉容器で保存すれば、霜付きを抑え、約60日まで品質を保てます。
A
色がくすんだり、部分的に黄変した場合は酸化が進んでいる可能性があります。一般的に「食べられない」わけではありませんが、風味が大きく低下するため、食べるのはおすすめしません。
A
パフェに使用した場合は、全体を冷凍庫で保存するときは30分以内に食べ切るのが理想です。冷蔵保存の場合は、組み立て後24時間以内に消費し、できるだけ氷の溶解を防ぐために上からラップで覆いましょう。
A
冷凍庫のドアを頻繁に開け閉めしない、冷凍庫内に温度計を置き-18℃以下を維持、また、保存容器を二重にして保温性を高めると、溶けにくくなります。
A
ビタミンCは熱と酸素に弱いので、開封後はできるだけ空気に触れさせず、冷凍状態で保存するのが最も効果的です。冷蔵で保存する場合は、2日以内に消費し、解凍は冷蔵室でゆっくり行うと栄養損失を最小限に抑えられます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください