乳製品

食塩不使用バター(乳製品)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
非推奨(常温保存は避ける)
冷凍保存
約24週間(6ヶ月)
未開封 製造日から約90日(3ヶ月)
開封後 開封後7日以内

食塩不使用バターは、塩分を加えていないため風味がまろやかで、料理の味を引き立てます。保存は冷蔵が基本ですが、適切に管理すれば冷凍でも長期間保存可能です。この記事では、賞味期限・消費期限の違いと具体的な保存方法、腐敗の見分け方をまとめました。

食塩不使用バターの基本情報

食塩不使用バターは、乳脂肪だけで作られた乳加工品です。卵や豆腐は原料に含まれませんが、食品表示上は「乳製品・卵・豆腐」カテゴリに分類されています。

賞味期限・消費期限の違いと目安

・賞味期限は品質が保たれる目安で、未開封の状態で冷蔵保存した場合は約90日(3ヶ月)です。
・消費期限は安全に食べられる期限で、開封後は約7日以内に使用することが推奨されます。
※保存環境や包装状態により変動するため、できるだけ早めに使い切ることが安全です。

保存方法の詳細

常温

食塩不使用バターは常温保存は非推奨です。温度が上がると酸化が進み、風味が劣化しやすくなります。

冷蔵保存

開封後はラップや密閉容器で空気を遮断し、冷蔵庫の野菜室ではなく本体の中段(約4〜6℃)で保存します。目安は開封後7日以内です。

冷凍保存

冷凍すれば約6ヶ月保存可能です。小分けにしてラップでしっかり包み、フリーザーバッグに入れて空気を抜きます。解凍は冷蔵庫内でゆっくり行い、再冷凍は避けてください。

保存容器や包装のおすすめ

・密閉できるプラスチック容器またはジップロック袋
・二重ラップ(ラップ+アルミホイル)で光と空気を遮断
・冷凍用は耐低温のビニール袋を使用し、できるだけ薄く平らにして凍らせると解凍が均一です

季節別の注意点

夏場は冷蔵庫の温度が上がりやすいため、保存場所を奥の方に移すか、冷凍保存を検討してください。冬場は冷蔵庫内が低温になりすぎないよう、温度設定を5℃前後に保ちましょう。

まとめ

食塩不使用バターは塩分がない分、保存管理が重要です。未開封は冷蔵で約3ヶ月、開封後は7日以内に使用し、長期保存は冷凍で6ヶ月が目安です。適切な包装と温度管理で、風味と栄養をしっかりキープしましょう。

保存のコツ

開封後はラップでしっかり密閉する
冷蔵庫は4〜6℃の中段に置く
冷凍する場合は小分けにして平らに凍らせる
解凍は冷蔵庫内でゆっくり行い、再冷凍はしない

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面に白い粉状のカビが生えている
ぬめりが出ている

よくある質問

A
はい、冷凍保存が可能です。密閉包装でラップとフリーザーバッグに入れ、約6ヶ月(24週間)保存できます。解凍は冷蔵庫内で行い、再冷凍は避けてください。
A
開封後は空気に触れることで酸化が進むため、冷蔵で7日以内に使い切ることを推奨します。7日を過ぎると風味が低下しやすくなります。
A
賞味期限は未開封・適切に冷蔵した場合の品質保持期間で約90日です。消費期限は開封後の安全に食べられる期間で、冷蔵で7日以内とされています。
A
酸化が進むと表面が黄味を帯び、酸っぱい匂いがしたり、口にしたときに苦味や金属的な味が感じられます。これらのサインが見られたら使用を中止してください。
A
調理後のバターは余分な水分を拭き取り、ラップで密閉し、冷蔵庫の中段に戻します。再加熱は低温で行い、できるだけ早めに使い切ると風味が保てます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

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片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください