肉類

スパム(肉類)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で約2〜4時間(直射日光や高温を避ける)
冷凍保存
開封後約2か月(8週間)
未開封 製造日から約3年(1095日)
開封後 冷蔵で約7日以内、冷凍で約2か月以内

スパムは缶詰の加工肉で、未開封の状態なら長期間保存が可能です。ここでは賞味期限・保存方法を具体的に示し、鮮度を保つコツと腐敗の見分け方を紹介します。

スパムの基本情報

スパムは豚肉とハムを主原料とした加工食品で、塩分と糖分で味付けされています。保存性が高いのは加熱処理と密封された缶により、微生物の増殖が抑えられるためです。

賞味期限と消費期限の違い

スパムは加工食品であり、法律上は「賞味期限」の表示が義務付けられています。賞味期限は「美味しさが保証される期限」であり、未開封であれば製造日から約3年(1095日)とされています。開封後は食品安全上の観点から「消費期限」相当の管理が必要で、冷蔵保存で約1週間、冷凍保存で約2か月が目安です。

保存方法の詳細

  • 常温(未開封):直射日光や高温を避け、15〜25℃程度の涼しい場所で保存すれば、賞味期限まで品質を保てます。
  • 冷蔵(開封後):開封したらすぐに缶を密閉容器に移し、0〜5℃の冷蔵庫で保存。目安は7日以内です。
  • 冷凍(長期保存):開封後でも冷凍可能。密閉ジップロックやフリーザーバッグに入れ、-18℃以下で保存。2か月(8週間)以内に使用すると風味が保たれます。

保存容器・包装のおすすめ

開封後は金属缶のままでは酸化が進みやすくなるため、プラスチック製の密閉容器や真空パックに移し替えると効果的です。冷凍する際はなるべく空気を抜いた状態で包装し、ラベルに保存開始日を書き込むと管理しやすくなります。

季節別の注意点

夏場は常温保存が難しくなるため、購入後すぐに冷蔵または冷凍へ移すことをおすすめします。冬場は常温でも比較的安定しますが、湿度が高いと缶の外側に錆が生じやすくなるため、乾燥した場所で保管してください。

まとめ

スパムは未開封であれば約3年保存可能ですが、開封後は冷蔵で約1週間、冷凍で約2か月が安全な目安です。密閉容器への移し替えや適切な温度管理で、風味と安全性を長く保ちましょう。

保存のコツ

開封後はすぐに密閉容器に移し替える
冷蔵庫は0〜5℃に保つ
冷凍保存は1か月以内に使用する
解凍は冷蔵庫で自然解凍する
直射日光や高温を避け、乾燥した場所で保管する

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
粘りがある
カビが生えている
表面がべたつく

よくある質問

A
はい、開封後でも冷凍保存が可能です。密閉容器に入れ、-18℃以下で保存すれば約2か月(8週間)以内に使用すると風味が保たれます。解凍は冷蔵庫で自然解凍するのが安全です。
A
開封後は冷蔵で約7日、冷凍で約2か月が目安です。冷蔵保存の場合は、表面に変色や異臭がないか毎日確認し、早めに使用することをおすすめします。
A
鮮度のチェックは「色が均一でピンクが残っているか」「異臭がしないか」「表面に粘りやカビがないか」を確認してください。変色や異臭がある場合は食べずに廃棄してください。
A
調理後はすぐに冷ましてから、密閉容器に入れ冷蔵で保存します。2日以内に食べ切るのが安全です。再加熱する際は中心温度が75℃以上になるようにしっかり加熱してください。
A
栄養素(特にたんぱく質)を保持するには、開封後すぐに冷蔵で保存し、なるべく早く使用することが重要です。冷凍保存する場合は、急速冷凍し、解凍は冷蔵庫で行うと栄養の流出を抑えられます。
A
夏季の常温(30℃以上)はスパムの保存に適さず、数時間で品質が低下します。購入後は必ず冷蔵または冷凍に移し、直射日光を避けて保管してください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください