肉類

ロースハム(肉類)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
非推奨(常温保存は避ける)
冷凍保存
2〜3週間(約14〜21日)
未開封 製造日から約10日(包装に記載の賞味期限を参照)
開封後 2〜3日以内に消費

ロースハムは手軽に食べられる加工肉ですが、保存状態によっては早めに劣化します。ここでは、賞味期限・消費期限の目安と、冷蔵・冷凍での最適な保存方法を解説し、安心して美味しく食べ続けられるコツをご紹介します。

ロースハムの基本情報

ロースハムは豚ロース肉を塩・糖・香辛料で漬け込み、加熱・乾燥させた加工肉です。保存は主に冷蔵が基本ですが、長期保存したい場合は冷凍が有効です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

ロースハムは加工食品のため、包装に記載された「賞味期限」は品質が保たれる目安です。開封後は「消費期限」や「開封後〇日以内に使用」などの表示があることが多く、以下が一般的な目安です。

  • 未開封・冷蔵保存:製造日から約10日以内(包装により異なる)
  • 開封後・冷蔵保存:2〜3日以内に食べ切ることを推奨
  • 冷凍保存:2〜3週間(約14〜21日)を目安に使用

保存方法の詳細

常温保存

ロースハムは常温保存は非推奨です。室温(20℃前後)で放置すると細菌増殖が早くなり、数時間で品質が低下します。

冷蔵保存

冷蔵庫(0〜5℃)で保存するのが基本です。開封後は以下の点に注意してください。

  • 包装を開封したらすぐにラップや密閉容器で密閉する
  • できるだけ早く(2〜3日以内)に消費する
  • 野菜や果物と直接接触させない(交差汚染防止)

冷凍保存

長期保存したいときは冷凍が有効です。冷凍庫(-18℃以下)で保存し、使用時は冷蔵庫で自然解凍するか、電子レンジの解凍モードを利用します。

  • 冷凍保存は2〜3週間を目安に使用
  • 再冷凍は品質低下の原因になるため避ける
  • 解凍後はすぐに食べ切る(冷蔵保存でも1〜2日以内)

保存容器や包装のおすすめ

開封後は空気に触れさせないことが重要です。以下の方法が効果的です。

  • ラップで個別に包んでからジップロックに入れる
  • 真空パック機があれば真空包装で保存
  • アルミホイルで包んだ後、冷蔵用の密閉容器に入れる

季節別の注意点

夏場は気温が高くなるため、開封後は特に早めに消費してください。逆に冬場は冷蔵庫内温度が安定しやすいので、若干保存期間が延びることがありますが、2〜3日を超える保存は推奨しません。

まとめ

ロースハムは便利な加工肉ですが、開封後は冷蔵で2〜3日、冷凍で2〜3週間が安全な保存目安です。密閉包装と低温管理を徹底し、腐敗サインに注意すれば、いつでも美味しく安全に楽しめます。

保存のコツ

開封後はラップで個別に密閉する
ジップロックや真空パックで空気を遮断する
冷蔵庫の野菜室ではなくチルド室に保存する
冷凍する場合は平らにして重ねずに保存する
解凍後は再冷凍せずすぐに食べ切る

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面がべたつく
カビが生えている
粘りが出ている

よくある質問

A
はい、冷凍保存が可能です。冷凍庫(-18℃以下)で2〜3週間保存でき、使用時は冷蔵庫で自然解凍し、解凍後は1〜2日以内に消費してください。再冷凍は品質低下の原因になるため避けましょう。
A
色が均一でピンク色を保っているか、異臭がしないか、表面にべたつきや粘りがないか、カビが生えていないかを確認してください。これらのサインがある場合は食べずに廃棄しましょう。
A
調理後は余ったロースハムをすぐにラップで包み、ジップロックに入れて冷蔵保存してください。サラダ全体を保存する場合はドレッシングを別容器にし、ロースハムは乾燥しないように密閉して保存すると鮮度が保てます。
A
栄養素の劣化を防ぐためには、光や空気に触れさせない密閉包装と低温(0〜5℃)で保存することが重要です。特にビタミンB群は熱と光に弱いため、冷蔵保存が最適です。
A
夏季は室温が高くなるため、開封後は特に早め(2日以内)に消費し、冷蔵庫の温度が5℃以下に保たれているか確認してください。冬季は温度が安定しやすいものの、長期間保存は避け、やはり2〜3日以内の消費が安全です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください