肉類

ナンコツ(内臓肉)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を保つコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2時間〜4時間(推奨しない)
冷凍保存
約90日(3か月)
未開封 製造日から約7日
開封後 冷蔵で1日以内、冷凍で約90日

ナンコツは内臓肉の一種で、鮮度が落ちやすいため、適切な保存が重要です。ここでは賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存方法を具体的に解説します。

ナンコツの基本情報

ナンコツは牛や豚の内臓肉で、独特の食感と風味があります。購入時は色が鮮やかな赤色で、表面に粘りや異臭がないものを選びましょう。

賞味期限・消費期限の違いと目安

賞味期限は品質が保たれる期間で、風味や食感が劣化し始める目安です。未開封のパック入りナンコツは、製造日から約7日以内が目安です。
消費期限は安全に食べられる最終日で、特に生肉・内臓肉は冷蔵保存で1日以内、冷凍保存で約90日(3か月)とされています。

保存方法の詳細

  • 常温:2〜4時間以上放置しないでください。室温が20℃を超えると細菌増殖が急速に進みます。
  • 冷蔵(0〜4℃):未開封の状態であれば1日以内に使用するのが安全です。開封後はなるべく早く(24時間以内)調理してください。
  • 冷凍(-18℃以下):鮮度を保つために、できるだけ早く冷凍します。保存期間は約90日(3か月)を目安にし、解凍は冷蔵庫内でゆっくり行うと品質が保たれます。

保存容器・包装のおすすめ

・密閉できるジップロックや真空パックを使用し、空気をできるだけ排除します。
・包装の外側に「購入日」や「冷凍開始日」を記入したラベルを貼り、管理しやすくしましょう。

季節別の注意点

夏場は特に温度管理が重要です。購入後はすぐに冷蔵・冷凍し、冷蔵庫の温度が4℃以下に保たれているか定期的にチェックしてください。冬場でも冷蔵庫内の温度が上がりやすい場合は、冷蔵庫の配置を見直すと効果的です。

まとめ

ナンコツは鮮度が落ちやすい内臓肉です。賞味期限は未開封で約7日、消費期限は冷蔵で1日、冷凍で約3か月が目安です。密閉包装と低温保存を徹底し、腐敗サインに注意すれば、安全に美味しく楽しめます。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵または冷凍へ移す
密閉容器または真空パックで保存する
冷蔵庫は0〜4℃に設定し温度を確認する
解凍は冷蔵庫内でゆっくり行う

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
表面がぬるぬるしている
カビが生えている

よくある質問

A
はい、可能です。-18℃以下の冷凍庫で保存すれば約90日(3か月)まで品質を保てます。解凍は冷蔵庫で24時間以上かけて行うと、食感や風味が落ちにくくなります。
A
賞味期限は品質が保たれる目安です。過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、色・臭い・触感に異常がないか必ず確認してください。異常がある場合は食べずに廃棄してください。
A
鮮度の目安は、表面が鮮やかな赤色で光沢があり、粘りや異臭がないことです。色が暗くなったり、血のような液が多く出てきた場合は鮮度が落ちています。
A
調理後は、常温で放置せず、すぐに冷蔵庫へ移します。密閉容器に入れ、冷蔵で2日以内に食べ切るのが安全です。長期保存したい場合は、調理後に小分けにして冷凍し、1か月以内に使用してください。
A
ビタミンB群は熱や光に弱いため、保存時は暗所で低温に保ち、過度な冷凍・解凍の繰り返しを避けます。冷凍保存する場合は、できるだけ早く冷凍し、解凍は冷蔵庫内で行うと栄養損失を最小限に抑えられます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください