肉類

もも肉ハム(肉類)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約3分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2時間以内(常温)
冷凍保存
約2ヶ月(未開封)
未開封 製造日から約30日(冷蔵)
開封後 開封後7日以内

もも肉ハムは、鶏や豚のもも肉を塩・糖・香辛料で加工したハムです。未開封の状態で冷蔵保存すれば約30日、冷凍すれば約2ヶ月長持ちさせられます。ここでは、賞味期限・消費期限の違い、各保存温度別の目安、腐敗サイン、そして実践的な保存のコツを管理栄養士が監修し、わかりやすく解説します。

もも肉ハムの基本情報

もも肉ハムは加工肉製品の一種で、主に鶏もも肉や豚もも肉を使用し、塩・砂糖・酵素・香辛料で味付け・保存性向上を行います。保存料や防腐剤が使用されている商品もありますが、基本は低温保存で品質を保ちます。

賞味期限と消費期限の違いと目安

加工肉の表示は「賞味期限」が主です。賞味期限は「美味しく食べられる期限」を示し、保存状態が適切であれば期限を過ぎても安全に食べられることがあります。一方、衛生的にリスクが高い商品(例:生肉)には「消費期限」が付くことがありますが、もも肉ハムは通常「賞味期限」表記です。

  • 未開封・冷蔵保存:製造日から約30日(商品パッケージに記載の賞味期限を目安)
  • 開封後・冷蔵保存:開封日から7日以内に食べ切ることを推奨
  • 冷凍保存:未開封・冷凍で約2ヶ月保存可能(解凍後は冷蔵で3日以内に使用)
  • 常温保存:常温での保存は推奨せず、どうしても必要な場合は2時間以内に食べ切る

保存方法の詳細

常温(室温)

加工肉は常温での長時間保存に向いていません。購入後すぐに冷蔵庫へ移すのが基本です。どうしても常温で置く場合は、直射日光・高温多湿を避け、2時間以内に冷蔵へ移すようにしましょう。

冷蔵保存(0〜5℃)

最も安全で一般的な保存方法です。

  • 未開封はパッケージのまま、できるだけ冷蔵庫の野菜室より上部の温度が安定した場所に置く。
  • 開封後は、密閉できるジップロックや真空パックに入れ替えて空気を遮断。
  • 他の強い匂いの食品から離すことで、ハム本来の風味を保ちます。

冷凍保存(-18℃以下)

長期保存したいときは冷凍が有効です。

  • 未開封のまま冷凍できる商品は、パッケージを二重にラップで包んでからフリーザーへ。
  • 開封後は、薄くスライスして1食分ずつラップで包み、ジップロックに入れると解凍時に便利。
  • 解凍は冷蔵庫内でゆっくり行い、再冷凍は避けましょう。

保存容器・包装のおすすめ

・密閉できるプラスチック容器やジップロック
・真空包装機があれば、空気を抜いて保存期間を延長
・冷凍時はアルミホイルで包んでからフリーザー用バッグに入れると乾燥を防げます

季節別の注意点

  • 夏場(30℃以上):冷蔵庫の温度が上がりやすくなるため、温度計で0〜5℃を保ち、開封後はできるだけ早く使用。
  • 冬場(0℃付近):冷蔵庫内が凍結しないよう、温度設定を5℃前後に調整。

まとめ

もも肉ハムは未開封で冷蔵保存すれば約30日、冷凍すれば約2ヶ月長持ちします。開封後は密閉し、7日以内に食べ切るのが安全です。常温保存は極力避け、腐敗サイン(変色、異臭、ぬめり、カビ)をチェックして、安心して美味しく召し上がれます。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫へ入れる
密閉容器やジップロックで空気を遮断する
他の強い匂いの食品から離す
冷凍する場合は薄切りにして個別にラップで包む

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
ぬめりがある
カビが生えている

よくある質問

A
はい、未開封のまま冷凍すれば約2ヶ月保存可能です。解凍は冷蔵庫内でゆっくり行い、再冷凍は避けてください。
A
もも肉ハムは加工肉のため通常は「賞味期限」表記です。賞味期限は美味しく食べられる期限を示し、保存状態が良ければ期限を過ぎても安全に食べられることがあります。一方、衛生的リスクが高い商品に付く「消費期限」は、期限内に必ず食べ切る必要があります。
A
開封後は密閉して冷蔵保存し、7日以内に食べ切ることをおすすめします。保存容器をしっかり閉じ、できるだけ早く使用してください。
A
変色(ピンクから灰色や緑色へ)、異臭(酸っぱい・腐った匂い)、表面にぬめり、カビの発生が見られたら食べずに廃棄してください。
A
調理後の残りはすぐに冷ましてから密閉容器に移し、冷蔵で3日以内に使用してください。長期保存したい場合は、調理前に薄切りにして冷凍し、使用時に冷蔵で自然解凍すると風味が保たれます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください