肉類

キジバト(ジビエ)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約1分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2時間以内(常温)
冷凍保存
8週間〜8ヶ月(真空包装)
未開封 製造日から3日以内(冷蔵)
開封後 調理後2〜3日以内(冷蔵)

キジバトはジビエとして人気のある野鳥ですが、適切に保存しないとすぐに品質が劣化します。この記事では、キジバトの賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を管理栄養士が解説し、腐敗の見分け方や長持ちさせるコツをまとめました。

キジバトの基本情報

<タンパク質やビタミンB群、ミネラル(鉄・亜鉛)も含まれ、ヘルシーな食材として評価されています。

賞味期限・消費期限の違いと目安

ジビエは生肉のため、賞味期限は「品質が保たれる期間」、消費期限は「安全に食べられる最終日」を指します。キジバトの場合、未開封の真空包装は冷蔵で約3日、開封後は2日以内に調理・消費するのが安全です。冷凍保存の場合は、品質が保たれる目安として8ヶ月以内に使用することを推奨します。

保存方法の詳細

常温保存

常温での保存は推奨しませんが、どうしても必要な場合は、調理直前まで2時間以内に抑えてください。温度が15℃を超えると細菌増殖が速くなります。

冷蔵保存

  • 未開封の生キジバトは0〜4℃の冷蔵庫で保存し、3日以内に使用。
  • 調理済みのキジバトは、密閉容器に入れ、2〜3日以内に食べ切る。
  • 保存時は他の生肉と接触しないように、別のトレイやラップで覆う。

冷凍保存

  • 生のキジバトは、できるだけ空気を抜いた真空パックまたはフリーザーバッグに入れ、-18℃以下で保存。
  • 品質保持の目安は8ヶ月(約240日)以内。
  • 解凍は冷蔵庫内で24時間かけて行い、再冷凍は避ける。

保存容器や包装のおすすめ

・真空パック:酸化と乾燥を防ぎ、長期保存に最適。

・フリーザーバッグ:空気をできるだけ抜き、二重に封をする。

・密閉容器(プラスチックまたはガラス):調理済みのキジバトを保存する際に使用。

季節別の注意点

  • 夏季(20〜30℃)は、調達後すぐに冷蔵・冷凍し、常温放置は1時間以内に留める。
  • 冬季は低温での保存が比較的容易だが、凍結しやすいため、冷凍保存は計画的に行う。

まとめ

キジバトは低カロリーで栄養価が高いジビエですが、鮮度管理が重要です。未調理は冷蔵で3日以内、調理後は2〜3日以内に消費し、長期保存は真空包装で冷凍し8ヶ月以内に利用しましょう。腐敗サインに注意し、適切な保存方法で美味しさと安全を保ってください。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫へ入れる
真空パックまたは密閉容器で保存する
他の生肉と直接接触させない
冷凍する場合は-18℃以下で保存し、ラベルに保存日を記入する
解凍は冷蔵庫内でゆっくり行う

腐敗の見分け方

色が暗く変色している
異臭がする
表面にぬめりがある
カビが生えている
粘りが増している

よくある質問

A
適切に真空包装し-18℃以下で保存すれば、風味の劣化は最小限です。目安は8ヶ月以内の使用をおすすめします。長期間保存すると肉質が乾燥しやすくなります。
A
調理後は密閉容器に入れ、0〜4℃の冷蔵庫で保存し、2〜3日以内に食べ切るのが安全です。過ぎると菌の増殖リスクが高まります。
A
新鮮なキジバトは肉の色が淡いピンクで、光沢があります。血のにおいが少なく、表面が乾燥していないことが目安です。変色や粘り、異臭がある場合は廃棄してください。
A
冷凍したキジバトは冷蔵庫内で24時間以上かけて自然解凍します。急ぎの場合は、密閉袋に入れたまま流水で解凍し、再冷凍は避けてください。
A
ビタミンB群は熱や酸素に弱いため、調理後はすぐに冷蔵し、過度な加熱や長時間保存を避けます。真空包装で冷凍すれば、栄養素の減少を抑えられます。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本食品衛生協会「ジビエの安全な取り扱い」
日本ゲーム協会「ジビエの保存ガイドライン」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください