肉類

かつお節(魚介類)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
常温保存は非推奨(要冷蔵)
冷凍保存
2〜4週間(下処理後に冷凍)
未開封 製造日から約1〜3日(冷蔵保存が推奨)
開封後 開封後は1〜3日以内に使用

かつお節は日本料理に欠かせない旨味の宝庫です。鮮度を保ちつつ長く美味しく使うためには、正しい保存と賞味期限の把握が重要です。本記事では、かつお節の基本情報から賞味期限・消費期限の違い、具体的な保存方法と注意点を管理栄養士が監修し、わかりやすく解説します。

かつお節の基本情報

かつお節はカツオ(主にマサバ科)を煮沸・発酵・乾燥させて作られる加工魚介です。乾燥度が高く、保存性は高いものの、湿気や温度管理が甘いと風味が劣化しやすくなります。

賞味期限と消費期限の違いと目安

かつお節は加工食品であるため、法律上は「賞味期限」の表示が義務付けられています。賞味期限は「美味しく食べられる期限」を示し、保存状態が適切であれば期限を過ぎても安全に食べられることがあります。一方、消費期限は「安全に食べられる期限」で、生鮮食品に主に使われます。かつお節は乾燥加工品のため、通常は賞味期限のみが表示されます。

保存方法の詳細

常温保存は非推奨です。湿度が高いとカビが生えやすく、風味が劣化します。
冷蔵保存は最も安全で、チルド室(0〜5℃)で1〜3日が目安です。開封後はできるだけ早く使い切ると良いです。
冷凍保存は下処理(余分な水分拭き取り、密閉)をした上で、2〜4週間保存可能です。解凍は冷蔵庫内で自然解凍し、再冷凍は避けてください。

保存容器・包装のおすすめ

  • 密閉できるジップロックや真空パックを使用し、空気と湿気を遮断する。
  • アルミ箔や耐熱性のプラスチック容器に入れ、光を遮る。
  • 冷蔵・冷凍時は、ラベルに保存開始日を記入して管理する。

季節別の注意点

梅雨や夏場は湿度が高くなるため、特に冷蔵・冷凍の密閉が重要です。冬場は乾燥が進みやすいので、保存容器内の結露に注意し、余分な水分が付着しないようにしましょう。

まとめ

かつお節は適切に冷蔵または冷凍すれば、風味を保ちつつ安全に使用できます。常温保存は避け、開封後はなるべく早く使い切ることが長持ちのコツです。保存容器の選び方や季節ごとのポイントを押さえて、毎日の料理に活かしてください。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫のチルド室へ入れる
密閉容器やジップロックで空気を遮断する
保存前に余分な水分を拭き取る
塩を軽く振って臭みを抑える
内臓や余分な脂肪を取り除いてから保存する

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
べたつきがある
カビが生えている

よくある質問

A
かつお節は高温や高湿度で風味が劣化しやすく、カビが繁殖しやすいため、0〜5℃のチルド室で保存すると乾燥と臭みを抑え、1〜3日間美味しさを保てます。
A
色が均一な淡黄褐色で、乾燥感があり、異臭やべたつき、カビが見られないかを確認してください。これらがない場合はまだ使用可能です。
A
冷凍したかつお節は冷蔵庫内で数時間(約6〜8時間)自然解凍し、解凍後はすぐに使用してください。常温での急速解凍は結露で湿気が増し、風味が落ちます。
A
低温(0〜5℃)で保存し、開封後はできるだけ早く使い切ることで、タンパク質やミネラルの分解を抑えられます。また、保存容器は光を遮断できるものを選ぶとビタミン類の劣化を防げます。
A
梅雨や夏の高湿度時は特に密閉と冷蔵が重要です。冬は乾燥が進むため、保存容器内の結露を防ぐためにラップで包むと効果的です。
A
はい、下処理(余分な水分拭き取り)をした上でジップロック等に密閉し、冷凍すれば約2〜4週間保存可能です。解凍は冷蔵庫で行い、再冷凍は避けてください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください