肉類

カシラ(焼肉部位)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2時間以内(持ち運び時は保冷バッグ使用)
冷凍保存
2〜3か月
未開封 製造日から7日以内(冷蔵)
開封後 2日以内(冷蔵)

カシラは焼肉で人気の部位ですが、正しい保存をしないと風味が落ちやすく、食中毒のリスクも高まります。ここでは、カシラの賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を管理栄養士が解説します。

カシラの基本情報

カシラは牛の頭部に近い部位で、脂肪がほどよく入り、旨味が強いのが特徴です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:品質が保たれる目安。冷蔵保存の場合、包装未開封で約3〜5日、開封後は2日以内に食べ切ることを推奨します。
  • 消費期限:安全に食べられる最終期限。生肉は常温で放置しないことが前提ですので、冷蔵・冷凍での保存期間を守れば問題ありません。

保存方法の詳細

常温保存

生のカシラは常温での保存は推奨できません。どうしても持ち運びが必要な場合は、2時間以内に冷蔵庫へ移すか、保冷バッグに入れて温度を5℃以下に保ちましょう。

冷蔵保存(0〜5℃)

包装未開封の状態であれば、購入後すぐに冷蔵庫のチルド室へ入れ、3〜5日以内に使用してください。開封した場合は、密閉容器に入れ替えて2日以内に調理するのが安全です。

冷凍保存(-18℃以下)

長期保存したいときは、できるだけ早く冷凍します。真空パックまたはジップロックに空気を抜いて入れ、2〜3か月以内に使用すると風味と食感を保てます。解凍は冷蔵庫内でゆっくり行い、再冷凍は避けてください。

保存容器や包装のおすすめ

  • 真空パック:酸化と乾燥を防ぎ、保存期間を最大化。
  • ジップロック+冷凍用シート:手軽に空気を抜けるので、家庭用に最適。
  • 密閉容器(プラスチックまたはステンレス):開封後は必ず使用し、余分な水分が付着しないように拭き取る。

季節別の注意点

夏場は気温が高くなるため、購入後できるだけ早く冷蔵・冷凍に移すことが重要です。逆に冬場は冷蔵庫内の温度が安定しやすく、保存期間が若干伸びることがありますが、賞味期限は変わらないので注意してください。

まとめ

カシラは鮮度が命の部位です。購入後はすぐに冷蔵または冷凍し、開封後は2日以内に調理するのが安全です。適切な包装と温度管理で、旨味と栄養をしっかりキープしましょう。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫のチルド室へ入れる
真空パックまたはジップロックで空気を抜く
開封後は密閉容器に移し替えて2日以内に使用する
冷凍する際はできるだけ薄く切って平らに凍らせる
解凍は冷蔵庫内でゆっくり行い、再冷凍はしない

腐敗の見分け方

色が茶色や灰色に変色している
酸っぱい・腐ったような異臭がする
表面にぬめりやべたつきがある
カビや白い粉が生えている

よくある質問

A
一般的に、カシラは脂肪が多いため冷凍保存でも2〜3か月以内に使用すれば風味を保てます。長期間保存すると脂の酸化が進み、独特の臭みが出やすくなるので、できるだけ早めに調理することをおすすめします。
A
鮮度の目安は、表面が鮮やかな赤色で光沢があり、血の付着が少ないことです。色が暗くなり、粘りや異臭がある場合は鮮度が落ちている可能性があります。
A
焼肉用に薄切りにする場合は、切った後すぐにラップで包み、冷蔵で3日以内に調理してください。薄く切るほど表面積が増えるため、酸化が早く進む点に注意が必要です。
A
ビタミンB群は熱と光に弱いので、保存時は暗所で冷蔵し、できるだけ空気に触れさせない真空包装が効果的です。冷凍保存でも、急速冷凍すると栄養損失を最小限に抑えられます。
A
夏季は外気温が高くなるため、購入後2時間以内に冷蔵庫へ入れることが必須です。逆に冬季は冷蔵庫内の温度が安定しやすく、保存期間が若干伸びることがありますが、賞味期限は変わらないため、期限内に使用してください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください