肉類

インスタントコーヒー(飲料)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で約24か月、開封後は湿気を避ければ約3か月程度
冷凍保存
真空保存で約24か月(2年)
未開封 製造日から約24か月(2年)
開封後 密閉保存で約6か月以内

インスタントコーヒーは、正しい保存をすれば長期間美味しさを保てます。ここでは未開封・開封後の賞味期限目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法をまとめました。

インスタントコーヒーの基本情報

インスタントコーヒーは、抽出したコーヒー液を乾燥させた加工飲料です。粉末や顆粒状で販売され、手軽に本格的なコーヒーの風味が楽しめます。カフェイン、ポリフェノール、ミネラルが含まれ、適量の摂取は健康維持に役立つとされています。

賞味期限・消費期限の違いと目安

インスタントコーヒーは「賞味期限」が表示されます。賞味期限は風味が最良の期間を示すもので、期限が過ぎても安全に摂取できることが多いですが、味や香りが劣化します。

  • 未開封:製造日から約24か月(2年)
  • 開封後:密閉保存で約6か月以内に使い切ることを推奨

保存方法の詳細

常温保存(推奨)

未開封のままなら、直射日光や高温・多湿を避け、涼しく乾燥した場所で保存すれば約2年間風味を保てます。

冷蔵保存

冷蔵は必須ではありませんが、湿気が多い季節や開封後に風味を長持ちさせたい場合は、密閉容器に入れて冷蔵庫のチルド室(0〜5℃)で保存すると、12か月程度まで品質を維持できます。

冷凍保存

冷凍保存は風味をさらに保ちたいときに有効です。空気を抜いた真空パックや密閉容器に入れ、-18℃以下で保存すれば約24か月(2年)まで品質が保たれます。ただし、解凍時に結露ができないよう、冷蔵庫で自然解凍することがポイントです。

保存容器・包装のおすすめ

  • 開封後は密閉できるジッパーバッグや真空保存容器を使用
  • 湿気を防ぐため、シリカゲル入りの小袋を併用すると効果的
  • 光を遮断できる不透明容器が風味保持に有利

季節別の注意点

  • 夏場は高温・多湿になるため、保存場所は特に涼しい場所を選ぶ
  • 冬場は結露が発生しやすいので、冷蔵・冷凍から取り出したらすぐに密閉容器に戻す

まとめ

インスタントコーヒーは未開封で約2年、開封後は密閉・冷蔵で12か月、冷凍で約2年保存可能です。湿気と光を避け、適切な容器に入れることで、いつでも香り高いコーヒーを楽しめます。

保存のコツ

開封後はすぐに密閉容器に移し替える
直射日光や高温を避け、涼しく乾燥した場所で保管する
湿気対策としてシリカゲル入りの小袋を併用する
冷凍保存は空気を抜いた真空パックで行い、解凍は冷蔵庫で自然解凍する

腐敗の見分け方

風味が大幅に薄くなる
異常な酸っぱい臭いがする
粉がべたつき、固まっている
カビや白い粉が表面に見える

よくある質問

A
はい、可能です。空気を抜いた真空パックや密閉容器に入れ、-18℃以下で保存すれば約24か月(2年)風味を保てます。解凍は冷蔵庫で自然解凍し、結露が粉に付かないようにしてください。
A
開封後は密閉保存で約6か月以内に使い切ることを目安にしてください。湿気や光が入ると風味が劣化しやすくなります。
A
賞味期限は風味の最良期間を示すものです。期限が過ぎても安全に飲めることが多いですが、香りが薄くなったり味が変わっている場合は飲まない方が良いでしょう。
A
固まった場合は、乾燥したスプーンやふるいで軽く砕き、再度密閉容器に入れ直します。今後は保存場所を湿度の低い場所に変更し、シリカゲルを併用すると効果的です。
A
料理に使用した残りは、乾燥させた後に密閉容器へ戻し、常温で保存すれば約1か月程度は風味が保たれます。長期保存したい場合は冷蔵または冷凍で保存し、使用前に常温に戻すと良いでしょう。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本食品標準成分表(2020年版)
日本コーヒー協会「インスタントコーヒー保存ガイド」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください