結論：ホルモン盛り合わせは、購入後すぐに冷蔵（0〜5℃）で保存し、2日以内に調理するのが安全です。冷凍保存すれば約1〜2か月持ちますが、解凍後は再冷蔵で1日以内に使用し、中心温度75℃以上を1分以上保つことが必須です。
ホルモン盛り合わせの基本情報
ホルモン盛り合わせは、牛・豚・鶏などの内臓（レバー・ハツ・ミノ・タンなど）をミックスした焼肉用の食材です。100gあたり約68kcalと低カロリーで、ビタミンB群、鉄、亜鉛といったミネラルが豊富です。生食は食中毒リスクが高く、必ず加熱調理が必要です。
賞味期限・消費期限の違いと目安
- 賞味期限：風味が保たれる期間です。未開封の状態で冷蔵保存した場合、製造日から約2日が目安です。
- 消費期限：安全に食べられる最終日です。内臓は腐敗しやすいため、開封後はできるだけ早く（1日以内）に調理することを推奨します。
保存方法の詳細
常温（室温）
常温での保存は原則禁止です。どうしても置く場合は、夏場であっても2時間以内に冷蔵へ移すようにしてください。
冷蔵保存
- 温度：0〜5℃の冷蔵庫で保存
- 未開封：製造日から約2日以内に使用
- 開封後：できるだけ早く（24時間以内）に調理
- 保存容器：密閉できるプラスチック容器かジップロックで空気を抜く
冷凍保存
- 温度：-18℃以下の冷凍庫で保存
- 保存期間：未開封で約1〜2か月が目安
- 解凍方法：冷蔵庫内で自然解凍（約12時間）か、流水で速やかに解凍し、再冷凍は避ける
- 解凍後は24時間以内に調理し、中心温度75℃以上を1分以上保つ
保存容器・包装のおすすめ
真空パックやジップロックは酸素を遮断し、酸化と細菌増殖を抑えます。包装のまま保存する場合は、外側のビニールを二重にし、冷蔵庫のチューブや野菜室の奥に置くと温度変動が少なくなります。
季節別の注意点
- 夏場：高温になるため、購入後は必ず冷蔵庫へすぐ移し、2時間以上放置しない。
- 冬場：冷蔵庫内の温度が低すぎると凍結しやすくなるので、野菜室や上段に置くと適温が保ちやすい。
まとめ
ホルモン盛り合わせは、鮮度が命の食材です。購入後は速やかに冷蔵・冷凍し、開封後は24時間以内に調理、中心温度75℃以上を1分以上保つことが安全のポイントです。正しい保存で、栄養と風味をしっかりキープしましょう。
