肉類

ハモンイベリコベジョータ(輸入食品)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で約12か月(直射日光・高温を避けた涼しい場所)
冷凍保存
未開封で約12か月、開封後は約30日
未開封 未開封で常温約12か月、冷蔵約6か月、冷凍約12か月
開封後 開封後は冷蔵で約14日、冷凍で約30日以内に使用

ハモンイベリコベジョータは、輸入された高品質な熟成ハムです。未開封の状態であれば、正しい保存をすれば長期間美味しさを保てます。本記事では、賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を詳しく解説します。

ハモンイベリコベジョータの基本情報

ハモンイベリコベジョータは、イベリコ豚の後脚を塩漬け・乾燥熟成させた加工肉(ハム)です。脂肪はマイルドな風味を持ち、ビタミンB群やミネラル(亜鉛・鉄)も含まれます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

日本の食品表示制度では、長期保存が可能な加工肉は「賞味期限」で表示されます。ハモンイベリコベジョータは、未開封の状態で以下の目安が一般的です。

  • 常温(直射日光・高温を避けた涼しい場所): 約12か月
  • 冷蔵(0〜4℃): 約6か月
  • 冷凍(-18℃以下): 約12か月

開封後は、空気に触れることで酸化が進むため、賞味期限が短くなります。

保存方法の詳細

常温保存(未開封)

真空包装または密封パッケージのまま、湿気と直射日光を避け、温度が15℃以下の涼しい場所に置きます。長期保存の場合は、冷蔵・冷凍に切り替えることをおすすめします。

冷蔵保存(開封後)

開封後は、ハムを薄くスライスし、ラップでしっかり包んでから密閉容器に入れます。温度は0〜4℃が最適で、2週間以内に食べ切ると安全です。

冷凍保存(長期保存)

スライスした状態で、フリーザーバッグに平らに入れ空気を抜き、-18℃以下で保存します。解凍は冷蔵庫内でゆっくり行い、解凍後は1週間以内に使用してください。

保存容器や包装のおすすめ

  • 真空パックまたはジップロックのフリーザーバッグ
  • 食品保存用ラップ(パラフィンフリー)
  • 密閉できるステンレス製保存容器

季節別の注意点

  • 夏季(30℃以上): 常温保存は避け、必ず冷蔵または冷凍で管理。
  • 冬季(0℃付近): 冷蔵庫の温度が低すぎると乾燥が進むため、容器内に少量の水分を保持できる紙タオルを添える。
  • 梅雨時期: 湿度が高くなるため、包装の密閉度を特に確認し、カビの発生を防止。

まとめ

ハモンイベリコベジョータは、未開封のままなら常温で約12か月、冷蔵で約6か月、冷凍で約12か月保存可能です。開封後は冷蔵で2週間、冷凍で1か月を目安にし、密閉・乾燥防止・低温管理を徹底すれば、風味と栄養を長く楽しめます。

保存のコツ

開封後はラップでしっかり包む
密閉容器やジップロックで空気を遮断する
冷蔵庫は0〜4℃に保つ
冷凍する場合は薄くスライスして平らに入れ、空気を抜く
直射日光と高温を避け、乾燥しすぎないように紙タオルで湿度調整する

腐敗の見分け方

色が茶褐色から灰色に変色している
異臭(酸っぱい・腐敗臭)がする
表面にぬめりが出ている
白や緑のカビが生えている

よくある質問

A
はい、真空パックのまま冷凍保存が可能です。-18℃以下で保存すれば、風味の劣化を最小限に抑えられます。解凍は冷蔵庫でゆっくり行い、解凍後は1週間以内に使用してください。
A
鮮度の目安は、表面が乾燥せずツヤがあり、色が均一な赤褐色であることです。変色、粘り、異臭、カビが見られたら食べないでください。
A
サンドイッチに使用したハモンは、作り置きの場合はラップで包み、密閉容器に入れて冷蔵で保存し、24時間以内に食べ切るのが安全です。長時間保存は避けてください。
A
栄養素(特にビタミンB群)を保つためには、低温(0〜4℃)で保存し、開封後はできるだけ早く食べ切ることが重要です。過度な加熱や長時間の常温放置は栄養損失を招きます。
A
夏季は高温と湿度が上がりやすいため、常温保存は避け、必ず冷蔵または冷凍で管理してください。梅雨時は包装の密閉度を確認し、カビ防止のために乾燥し過ぎないよう紙タオルで軽く湿らせると効果的です。
A
輸入加工肉の多くは「賞味期限」が表示されます。賞味期限は未開封・適切に保存した場合の品質保持期間を示し、期限が過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、風味や食感が劣化する可能性があります。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください