肉類

エミュー肉(ジビエ)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
常温で2時間以上は避ける
冷凍保存
冷凍で約8ヶ月
未開封 製造日から冷蔵で約5日
開封後 開封後3日以内

エミュー肉は高タンパク・低脂肪で注目のジビエですが、保存方法を誤ると早く傷んでしまいます。ここでは、賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存法を解説し、鮮度を保つコツをご紹介します。

エミュー肉の基本情報

エミューはオーストラリア原産の大型鳥で、肉は赤身が多く、牛肉に似た風味があります。ジビエとして扱われるため、衛生管理が重要です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

「賞味期限」は品質が保たれる期間であり、開封前の未加工エミュー肉は冷蔵で約5日が目安です。一方「消費期限」は安全に食べられる期限で、開封後はなるべく早く(3日以内)に調理・加熱して消費することが推奨されます。

保存方法の詳細

常温

エミュー肉は常温での保存は基本的に推奨されません。室温が20℃以上になると、細菌増殖が急速に進むため、調理前の段階で2時間以上放置しないようにしてください。

冷蔵(0〜4℃)

未開封の真空パックは冷蔵で約5日、開封後は清潔な容器に移し替えて3日以内に使用します。保存容器は密閉できるプラスチック容器かジップロックを使用し、表面の水分はキッチンペーパーで軽く拭き取ります。

冷凍(-18℃以下)

エミュー肉は冷凍で約8ヶ月保存可能です。急速凍結(フラッシュフリージング)された商品は品質が保ちやすく、解凍は冷蔵庫で24時間かけて行うのがベストです。急速解凍は肉の食感を損なう恐れがあります。

保存容器や包装のおすすめ

・真空包装:酸素を遮断し、酸化による変色を防止。

・ジップロック+二重包装:万が一の漏れを防げます。

・冷凍用アルミホイル:長期保存時に光・酸素から保護。

季節別の注意点

夏季は室温が高くなるため、購入後はすぐに冷蔵・冷凍に移すことが重要です。冬季でも冷蔵庫内温度が5℃を超えないように設定し、霜取りの際に肉が直接触れないように注意してください。

まとめ

エミュー肉は冷蔵で約5日、冷凍で約8ヶ月が安全な保存目安です。開封後は速やかに密閉容器へ移し、常温放置は2時間以内に抑えましょう。正しい保存でジビエの美味しさと栄養を最大限に活かしてください。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫へ入れる
真空包装が可能ならそのまま保存する
密閉容器またはジップロックで二重包装する
冷凍する場合は急速凍結し、解凍は冷蔵で行う

腐敗の見分け方

色が暗赤色に変わる
異臭(酸っぱい・腐敗臭)がする
表面にぬめりが出る
カビや白い粉が生えている

よくある質問

A
エミュー肉は脂肪が少なく、酸化しやすい点が特徴です。そのため、開封後はできるだけ早く密閉容器に入れ、冷蔵で3日以内に使用することが推奨されます。
A
鮮度の良いエミュー肉は鮮やかな赤色で、表面に乾いた光沢があります。変色して暗赤色になっていたり、血のような液体が多く出ている場合は鮮度が低下しています。
A
調理後のエミュー肉は、冷蔵で3日以内、冷凍で6ヶ月以内に保存してください。再加熱は中心温度が75℃以上になるようにし、再冷凍は避けるのが安全です。
A
ビタミンB群は熱や光に弱いので、冷凍保存時は暗所・急速凍結が有効です。また、解凍は冷蔵でゆっくり行うことで栄養損失を最小限に抑えられます。
A
夏季は温度が高くなるため、冷蔵保存期間は約4日までに短縮することが安全です。冬季でも冷蔵庫の温度が5℃を超えないように設定すれば、標準の5日間で問題ありません。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「食品安全基準」
日本食肉検査機構「ジビエ肉の取扱い指針」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

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情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください