肉類

ドバト(ジビエ)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
常温で2時間以内
冷凍保存
冷凍で約6ヶ月
未開封 冷蔵で約2日以内
開封後 開封後1〜2日以内

ドバトはジビエの代表格で、正しく保存すれば風味と栄養を長く楽しめます。ここでは賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍別の最適な保存方法を詳しく解説します。

ドバトの基本情報

高タンパク質(約14g)とビタミンB群、ミネラル(鉄・亜鉛)を含み、栄養バランスに優れています。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:品質が保たれる期間。未開封・冷蔵で約2日、冷凍で約6ヶ月が目安です。
  • 消費期限:安全に食べられる最終日。ジビエは細菌増殖リスクが高いため、開封後はなるべく早く(1〜2日以内)使用してください。

保存方法の詳細

常温保存

ジビエは常温保存に向かないため、調理前は必ず冷蔵・冷凍してください。常温で放置すると2時間を超えると菌が増殖しやすくなります。

冷蔵保存

  • 未調理の生肉は、0〜4℃の冷蔵庫で保存し、2日以内に使用。
  • 調理済みの場合は、速やかに冷ます(30分以内)→密閉容器に入れ、3日以内に消費。

冷凍保存

  • 真空包装またはジップロックで空気を抜き、-18℃以下で保存。
  • 未調理のままなら約6ヶ月、調理済みでも約3ヶ月が目安。
  • 解凍は冷蔵庫内で24時間かけて行うか、流水で急速解凍しすぐに加熱。

保存容器や包装のおすすめ

・真空パックは酸化と乾燥を防ぎ、保存期間を伸ばします。
・ジップロックは手軽ですが、空気をしっかり抜くことが重要です。
・アルミホイルで包んだ後、密閉容器に入れると二重の保護が得られます。

季節別の注意点

  • 夏季:高温多湿で菌の繁殖が早くなるため、購入後はすぐに冷蔵・冷凍し、常温放置は1時間以内に抑える。
  • 冬季:冷蔵庫の温度が低すぎると凍結しやすくなるので、0℃付近に設定し、凍結を防ぐ。

まとめ

ドバトは正しい温度管理と適切な包装で、冷蔵で約2日、冷凍で約6ヶ月保存可能です。腐敗サインを見逃さず、鮮度を保つための保存のコツを実践すれば、ジビエ本来の旨味と栄養を安全に楽しめます。

参考: ブラートヴルスト(世界の料理)の賞味期限と正しい保存方法

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫へ入れる
冷凍する場合は小分けにして真空包装する
解凍は冷蔵庫でゆっくり行う
余分な筋や血管は調理前に取り除く
密閉できるジップロックや真空パックを使用する

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
ぬめりがある
カビが生えている
血液が濁っている

よくある質問

A
冷凍保存でも風味は比較的保たれますが、長期保存(6ヶ月以上)になると脂肪が酸化しやすくなります。できるだけ6ヶ月以内に使用し、解凍は冷蔵庫で行うと風味低下を防げます。
A
鮮度の目安は、肉の色が淡いピンクで光沢があり、血の臭いがしないことです。変色や粘り、異臭がある場合は腐敗の可能性があります。
A
調理後は30分以内に常温から冷蔵庫へ移し、密閉容器に入れて3日以内に食べ切るのが安全です。再加熱は中心温度を75℃以上に上げてください。
A
ビタミンB群は熱や光に弱いため、真空包装で冷凍し、解凍は冷蔵庫でゆっくり行うと栄養損失を最小限に抑えられます。
A
夏は高温で菌が増殖しやすいため、購入後すぐに冷凍し、常温放置は1時間以内に抑えます。冬は冷蔵庫の温度が低すぎると表面が凍結しやすいので、0℃前後に設定し、凍結防止のために包装を二重にすると良いです。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

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更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください