肉類

ブラックアンガス(高級肉・銘柄肉)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2時間以内に冷蔵へ移すことが推奨
冷凍保存
6か月以内が風味最良/最大12か月保存可
未開封 製造日から約14日(冷蔵)/約12か月(冷凍)
開封後 冷蔵で3〜5日以内に使用

ブラックアンガスは高級肉として人気ですが、適切に保存しないと風味や安全性が損なわれます。ここでは賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法をまとめました。

ブラックアンガスの基本情報

ブラックアンガスは、黒毛和牛の血統を持つ銘柄肉で、柔らかくジューシーな赤身とほどよい脂肪交雑(マーブリング)が特徴です。ビタミンB群、亜鉛、鉄分が豊富に含まれ、タンパク質の良質な供給源でもあります。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:品質が保たれる期間。未開封の真空パックで冷蔵保存した場合、製造日から約14日が目安です。
  • 消費期限:安全に食べられる期限。開封後や加熱調理前の生肉は、冷蔵で3〜5日以内に使用することが推奨されます。

保存方法の詳細

常温保存

生のブラックアンガスは常温保存に適しません。室温(20℃前後)で放置すると、細菌増殖が急速に進み、2時間以内に冷蔵へ移すことが安全です。

冷蔵保存

未開封の真空パックは、0〜4℃の冷蔵庫で保存し、約14日以内に使用してください。開封後は、空気に触れないようにラップでしっかり包み、密閉容器に入れ替えて3〜5日以内に調理します。

冷凍保存

冷凍は-18℃以下が必須です。未開封の状態であれば、12か月まで品質を保てますが、風味を最良に保つためには6か月以内の使用をおすすめします。解凍は冷蔵庫内で24時間かけてゆっくり行い、再冷凍は避けてください。

保存容器・包装のおすすめ

  • 真空包装またはジップロックのような密閉袋で空気を抜く。
  • 冷蔵・冷凍時は、二重包装(ラップ+ジッパー袋)で凍結焼けを防止。
  • 取り出しやすいように、サイズ別に小分けして保存すると便利。

季節別の注意点

  • 夏季:高温になるため、購入後はすぐに冷蔵・冷凍し、常温放置は2時間以内に制限。
  • 冬季:室温が低くても、霜が付くと品質低下のリスクがあるため、やはり冷蔵での保存が安全。

まとめ

ブラックアンガスは、適切な温度管理と包装で長期間美味しさを保てます。未開封は冷蔵で約2週間、冷凍で最大12か月が目安です。開封後は早めに調理し、腐敗サインに注意して安全に楽しみましょう。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵または冷凍庫へ入れる
真空包装または密閉袋で空気を抜く
冷凍時は二重包装で凍結焼けを防止
解凍は冷蔵庫内でゆっくり行い、再冷凍は避ける

腐敗の見分け方

表面が茶色や緑色に変色している
異臭(酸っぱい、腐敗臭)がする
表面にぬめりが出ている
カビや白い粉が付着している

よくある質問

A
はい、未開封の真空パックのまま冷凍すれば、-18℃以下で最大12か月保存可能です。風味を保つためには6か月以内の使用をおすすめします。
A
開封後の肉は、表面が鮮やかな赤色を保ち、粘りや異臭がないか確認してください。色が暗くなり、ぬめりや酸っぱい匂いが出たら食べるのは避けましょう。
A
調理後は、常温で放置しないで冷蔵庫(0〜4℃)に入れ、密閉容器に入れて3日以内に食べ切るのが安全です。再加熱は中心部が75℃以上になるように行ってください。
A
栄養素の酸化を防ぐため、真空包装で冷凍保存し、解凍は冷蔵庫内でゆっくり行うとビタミンB群やミネラルの損失を最小限に抑えられます。
A
夏場は購入後2時間以内に冷蔵・冷凍に移すことが重要です。冬場でも室温が低くても凍結が起きやすいので、常に冷蔵庫で管理し、冷凍庫の温度が-18℃以下であることを確認してください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

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情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください