果物

ざくろ(果物)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
3日〜7日
冷凍保存
約1ヶ月
未開封 常温で3〜7日、冷蔵で14〜21日
開封後 冷蔵で2〜3日以内

ざくろはその鮮やかな赤い実と豊富なポリフェノールで人気の果物です。ここでは、ざくろの賞味期限・消費期限の目安と、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を解説し、鮮度を保つコツをご紹介します。

ざくろの基本情報

ざくろはミソハギ科(Lythraceae)に属し、外皮は厚く硬いですが、内部の種子(アラビック)は甘酸っぱく、ビタミンCやカロテノイド、ポリフェノール(特にエラジ酸)を豊富に含みます。100gあたり約61kcalと低カロリーで、抗酸化作用が期待できるため、健康志向の方にもおすすめです。

賞味期限・消費期限の違いと目安

ざくろは生鮮食品のため、賞味期限は「品質が保たれる期間」、消費期限は「安全に食べられる最終日」を示します。一般的に流通業者は以下の目安で表示しています。

  • 未開封・常温保存: 3〜7日(賞味期限)
  • 未開封・冷蔵保存: 14〜21日(賞味期限)
  • 開封後(種子を取り出した状態): 冷蔵で2〜3日以内に食べ切るのが安全です。
  • 冷凍保存: 1ヶ月以内に使用すれば品質が保たれます。

保存方法の詳細

1. 常温保存(風通しの良い冷暗所)

購入後すぐに直射日光や高温多湿を避け、紙袋や通気性のあるネットに入れて保存します。温度が15〜20℃程度の場所が理想です。

2. 冷蔵保存(野菜室)

ざくろは厚い皮があるため、冷蔵庫の果物室に入れるだけで十分です。プラスチック製の保存容器やビニール袋に入れ、できるだけ空気を抜いて密閉すると、乾燥や乾燥による風味低下を防げます。

3. 冷凍保存(皮をむいて使用)

冷凍は皮をむき、種子だけを取り出すか、果肉と種子をそのままジップロックに入れます。空気をしっかり抜き、平らにして凍らせると解凍時に均一に柔らかくなります。冷凍保存は約1ヶ月が目安です。

保存容器や包装のおすすめ

  • 紙袋や通気性ネット:常温保存での呼吸を促進
  • 密閉プラスチック容器またはジップロック:冷蔵・冷凍での乾燥防止
  • シリコン蓋付き保存容器:再利用可能で環境に優しい

季節別の注意点

ざくろは主に秋から冬にかけて出荷されますが、輸入品は通年で入手可能です。特に夏場は高温で劣化が早くなるため、なるべく冷蔵で保存し、購入後は早めに食べ切ることをおすすめします。

まとめ

ざくろは適切に保存すれば、冷蔵で2〜3週間、冷凍で約1ヶ月間美味しさと栄養を保てます。常温保存は短期間に留め、開封後はできるだけ早く食べ切ることがポイントです。正しい保存容器と温度管理で、ざくろの鮮やかな色と豊かな味わいを長く楽しみましょう。

保存のコツ

購入後すぐに通気性のある紙袋に入れる
冷蔵庫の野菜室で保存し、密閉容器に入れる
冷凍する際は皮をむきジップロックで平らに凍らせる
保存中は直射日光や高温を避け、温度変化の少ない場所に置く
食べる直前に余分な水分を拭き取り、乾燥を防ぐ

腐敗の見分け方

外皮にしわや黒ずみが出ている
果肉が変色し茶色くなる
異臭(酢酸様または腐敗臭)がする
種子がぬめりを帯びている
カビが生えている

よくある質問

A
はい、皮付きのままでも冷凍可能です。ただし、皮が厚いと凍結時に水分が内部に残りやすくなるため、食べやすさを考えると皮をむいて種子だけをジップロックに入れる方が解凍後の食感が良くなります。保存期間は約1ヶ月です。
A
鮮度の目安は外皮の光沢と色です。鮮やかな赤色でツヤがあり、表面にしわや黒斑が少ないものが新鮮です。また、軽く叩いたときに中から弾むような音がするものは水分がしっかり残っており、食べ頃といえます。
A
切ったざくろは種子と果肉を分け、密閉容器やジップロックに入れ、できるだけ空気を抜いて冷蔵します。保存期間は2〜3日が目安で、長く保存したい場合は冷凍が有効です。冷凍時は平らにして凍らせると解凍後も形が崩れにくくなります。
A
ざくろに含まれるビタミンCやエラジ酸は光と熱に弱いです。したがって、保存は暗く涼しい場所(冷蔵の野菜室)で行い、開封後はなるべく早く食べ切ることが重要です。冷凍保存は栄養素の流失を抑える手段ですが、解凍は冷蔵庫内でゆっくり行うとビタミンの損失を最小限に抑えられます。
A
ざくろジュースやソースに加工する場合は、使用前に種子だけを取り出し、密閉容器に入れて冷蔵で保存します。保存期間は3日以内が目安です。長期保存が必要な場合は、種子と果汁を分けてジップロックに入れ、冷凍すれば約1ヶ月間風味を保てます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください