果物

ゆず酒(お酒)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
未開封で1〜2年(常温・暗所)
冷凍保存
1〜2ヶ月(風味変化に注意)
未開封 製造日から12〜24ヶ月
開封後 開封後3〜6ヶ月以内

結論:ゆず酒は未開封のまま暗く涼しい場所で保管すれば12〜24ヶ月持ちますが、開封後は必ず冷蔵し、できるだけ3〜6ヶ月以内に飲み切るのが安全です。保存容器や取り扱いにちょっとした工夫をすれば、風味を長く楽しめます。

ゆず酒の基本情報

ゆず酒は、ゆずの果汁や皮を日本酒や焼酎に漬け込んだリキュールタイプの酒です。甘みとさわやかな酸味が特徴で、食前酒やデザート酒として親しまれています。

賞味期限と消費期限の違いと目安

  • 賞味期限は、未開封で保存状態が良好な場合に風味が保たれる期間です。ゆず酒は未開封で12〜24ヶ月が目安です。
  • 消費期限は、開封後や保存状態が変化した場合に安全に飲める期限です。開封後は冷蔵で3〜6ヶ月以内に飲み切ることを推奨します。

保存方法の詳細

常温保存(未開封)

直射日光や高温を避け、温度が15〜20℃程度の暗所に置きます。開封前はこの状態で最大2年保存可能です。

冷蔵保存(開封後)

開封したらすぐにキャップをしっかり閉め、冷蔵庫の野菜室またはドアポケットに入れます。冷蔵温度は5〜10℃が適温で、3〜6ヶ月以内に飲み切ると風味が落ちにくいです。

冷凍保存

アルコール度数が低いゆず酒は、凍結すると風味が変わりやすいため、基本的には冷凍を推奨しません。どうしても長期保存したい場合は、密閉容器に入れ、1〜2ヶ月以内に使用し、解凍は冷蔵でゆっくり行います。

保存容器や包装のおすすめ

  • 開封後は必ずキャップをしっかり締め、空気の侵入を防ぎます。
  • 光を遮断できる暗色のガラス瓶や、遮光性のあるビニール袋で二次包装すると劣化が遅れます。
  • 長期保存時は、瓶をジップロックに入れ、さらに冷蔵庫の野菜室に置くと乾燥や匂い移りを防げます。

季節別の注意点

夏場は温度上昇で酸化が早まるため、開封後は特に冷蔵が必須です。冬場は室温が低くなるため、未開封のまま常温保存でも問題ありませんが、急激な温度変化は避けましょう。

まとめ

ゆず酒は未開封なら暗く涼しい場所で12〜24ヶ月、開封後は冷蔵で3〜6ヶ月が安全な保存期間です。密閉・遮光・低温を守るだけで、ゆずの香りと甘みを長く楽しめます。

保存のコツ

開封後はすぐにキャップをしっかり閉める
暗色瓶や遮光ビニールで二次包装する
冷蔵庫の野菜室に置き、5〜10℃を保つ
直射日光や高温を避け、涼しい暗所に保管する
使用後は瓶口を乾いた布で拭き、湿気を防ぐ

腐敗の見分け方

色が濁っている
異臭(酸っぱい・腐敗臭)がする
味が苦くなり、酸味が強くなる
泡立ちや炭酸が異常に出る
カビや白い粉が表面に付着している

よくある質問

A
可能ですが、アルコール度数が低いと凍結で風味が変わりやすいです。冷凍する場合は密閉容器に入れ、1〜2ヶ月以内に使用し、解凍は冷蔵でゆっくり行うと風味の劣化を抑えられます。
A
色が濁っている、異臭がする、味が極端に苦くなる、泡立ちが異常に出る場合は劣化しています。これらのサインが見られたら飲用は避けましょう。
A
料理に使用したゆず酒は、加熱や混合によりアルコールが揮発しやすくなります。そのため、調理後は冷蔵で2〜3日以内に使い切ることをおすすめします。
A
光と酸素が栄養素(ビタミンCなど)を分解します。暗色瓶で密閉し、冷蔵(5〜10℃)で保存すれば、開封後でも栄養価の低下を最小限に抑えられます。
A
夏は温度上昇で酸化が早まるため、開封後は必ず冷蔵し、直射日光を避けます。冬は室温が低くなるので未開封のまま常温保存でも問題ありませんが、急激な温度変化は避け、できるだけ一定の温度で保管してください。

参考資料

農林水産省「食品の保存と消費期限」
厚生労働省「家庭での食中毒予防」
日本酒造組合中央会「日本酒・リキュールの保存基準」
国税庁「酒類の取り扱いに関する指針」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください