果物

ゆず(果物)の賞味期限と正しい保存方法|鮮度を長持ちさせるコツ

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
約7〜14日(風通しの良い冷暗所)
冷凍保存
約4〜8週間(1〜2ヶ月)
未開封 常温で約7〜14日、冷蔵で約14〜21日
開封後 冷蔵で約5〜7日、冷凍で約30〜60日

結論から言うと、ゆずは冷蔵保存で2〜3週間、冷凍保存で1〜2ヶ月程度長持ちさせることができます。正しい保存環境とちょっとした工夫で、香りと風味を保ち続けましょう。

ゆずの基本情報

ゆずはミカン科に属する柑橘類の果物で、独特の芳香と酸味が特徴です。日本では主に秋から冬にかけて出回り、果物やジャム、ドリンク、香り付けなど幅広く利用されています。100gあたり約63kcalと低カロリーで、ビタミンCやクエン酸、リモネンといった抗酸化成分を多く含みます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

ゆずは加工品ではなく生鮮果実のため、表示されることは少ないですが、一般的な目安は次の通りです。

  • 賞味期限(未開封):常温保存で約7〜14日、冷蔵保存で約14〜21日。
  • 消費期限(開封後):皮をむいたり切ったりした後は、冷蔵で約5〜7日、冷凍で約30〜60日以内に使用することが推奨されます。

保存方法の詳細

常温保存

風通しの良い冷暗所(室温15〜20℃が目安)で、直射日光や高温多湿を避けます。1〜2週間程度が限界です。

冷蔵保存(野菜室)

ポリ袋や通気性のあるビニール袋に入れ、野菜室(約5〜8℃)で保管します。乾燥を防ぐために袋に少量の紙タオルを入れると効果的です。2〜3週間持ちます。

冷凍保存

皮をむき、薄切りやくし形にカットした後、フリーザーバッグに平らに入れて空気を抜きます。冷凍庫(-18℃以下)で保存すれば、1〜2ヶ月間風味を保てます。解凍は冷蔵で自然解凍するか、必要な分だけ電子レンジの解凍モードで行いましょう。

保存容器・包装のおすすめ

  • 通気性のあるビニール袋+紙タオルで乾燥防止
  • 冷凍時はフリーザーバッグに平らに入れ、重ねずに保存
  • 長期保存の場合は真空パック機があると更に効果的

季節別の注意点

収穫期(秋〜初冬)は比較的硬く、保存性が高いです。冬場は低温になるため、常温での保存は避け、なるべく早めに冷蔵へ移すと腐敗を防げます。逆に春先は温度上昇で腐りやすくなるため、早めに消費するか冷凍保存に切り替えると安全です。

まとめ

ゆずは香りと栄養を保つために、冷蔵保存が最もおすすめです。常温保存は短期間に留め、余った分は皮をむいて冷凍すれば1〜2ヶ月間活用できます。正しい保存容器と温度管理で、ゆず本来の風味を長く楽しみましょう。

保存のコツ

購入後はすぐにビニール袋に入れ、紙タオルで水分を吸収させる
冷蔵庫の野菜室で5〜8℃に保つ
皮をむく前に乾いた布で軽く拭き、余分な水分を除く
冷凍する際は薄切りにして平らに並べ、重ならないようにする

腐敗の見分け方

表面がしんなりしている
変色(黄緑や茶色に変わる)
強い酸っぱい・腐敗臭がする
表面にカビや白い粉が生えている

よくある質問

A
はい、皮をむいた状態でも冷凍保存は可能です。薄切りやくし形にカットし、フリーザーバッグに入れて空気を抜けば、約1〜2ヶ月間風味を保てます。解凍は冷蔵で自然解凍すると、食感の変化が少なくなります。
A
鮮度の目安は、表面がツヤがありしっかりした硬さがあることです。しんなりしている、変色が見られる、香りが弱くなっている場合は鮮度が落ちています。購入時は重さがあり、手に持ったときにしっかりとした重みを感じるものを選びましょう。
A
加工したマーマレードやジャムは開封後、冷蔵で約2週間が目安です。保存期間を延ばしたい場合は、密閉できるガラス瓶に入れ、冷凍保存(約1ヶ月)も可能です。ただし、加熱処理済みでも長期保存は冷凍が安全です。
A
ビタミンCは熱と光に弱いため、冷蔵保存が最も適しています。皮をむくときはできるだけ短時間で済ませ、カットしたらすぐにビニール袋に入れ、空気に触れさせないようにします。冷凍する場合は、なるべく早く冷凍し、解凍は冷蔵で行うと栄養損失を最小限に抑えられます。
A
春先は気温が上がりやすく、ゆずは低温に比べて腐りやすくなります。常温での保存は3〜5日以内にとどめ、なるべく早めに冷蔵(野菜室)へ移すか、余った分は皮をむいて冷凍保存すると安全です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください