果物

ワイン用(ぶどう品種)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1日〜2日
冷凍保存
保存非推奨(どうしても冷凍する場合は1か月以内)
未開封 収穫後約7日以内(常温で1日、冷蔵で5〜7日)
開封後 2〜3日以内

ワイン用のぶどうは、収穫後できるだけ早く適切に保存することで、風味と栄養を保ちやすくなります。ここでは、賞味期限の目安と安全に長持ちさせる保存方法をまとめました。

ワイン用の基本情報

ワイン用は主にワイン醸造に利用されるぶどう品種で、糖度が高く、酸味と芳香がバランス良く含まれます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

賞味期限は風味や品質が保たれる期間を示し、未開封の状態で常温なら約1日、冷蔵なら5〜7日が目安です。
消費期限は安全に食べられる期限で、開封後は2〜3日以内に使用することが推奨されます。

保存方法の詳細

常温保存(未開封):直射日光や高温を避け、風通しの良い涼しい場所に置きます。開封前は袋や箱のまま保存してください。

冷蔵保存(開封後):開封したらすぐに密閉容器やジップロックに入れ、冷蔵庫の野菜室で2〜3日以内に消費します。

冷凍保存:ぶどうは細胞が破裂しやすく、食感が大きく変わるため非推奨です。どうしても保存したい場合は、冷凍前に軽く洗って水気を拭き取り、単層に並べて急速凍結し、1か月以内に使用してください。

保存容器や包装のおすすめ

  • 未開封は元のビニールバッグや箱をそのまま使用し、空気が入らないように折りたたむ。
  • 開封後は密閉できるプラスチック容器やシリコン保存バッグを活用。
  • 冷蔵庫では野菜室の湿度が高めの場所に置くと乾燥を防げます。

季節別の注意点

夏場は特に温度が上がりやすく、常温保存は1日以内に消費するのが安全です。秋から冬にかけては気温が下がるため、常温でも2日程度は持ちますが、できるだけ冷蔵保存をおすすめします。

まとめ

ワイン用ぶどうは、収穫後できるだけ早く冷蔵で保存し、開封後は2〜3日以内に使い切ることが品質を保つコツです。保存容器は密閉できるものを選び、直射日光と高温を避けるだけで、風味豊かなぶどうを長く楽しめます。

参考:[[サンジョヴェーゼ(ワイン)の賞味期限と正しい保存方法(飲料)]]、[[カベルネソーヴィニヨン(お酒)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ(未分類)]]

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫の野菜室へ入れる
直射日光や高温を避けて常温保存は1日以内に消費する
密閉容器やジップロックで空気を遮断する
水分はキッチンペーパーで軽く拭き取り、乾燥を防ぐ
冷凍する場合は単層に並べて急速凍結し、1か月以内に使用する

腐敗の見分け方

表面がしわしわになる
変色(青みがかって黒くなる)
甘酸っぱい臭いがなくなり、酸っぱいまたは腐敗臭がする
粒が柔らかくなり、ぬめりが出てくる
カビが生えている

よくある質問

A
基本的には非推奨です。細胞が破裂しやすく食感が大きく変わります。どうしても保存したい場合は、洗って水気を拭き取り、単層に並べて急速凍結し、1か月以内に使用してください。
A
開封後は冷蔵庫の野菜室で保存し、2〜3日以内に食べ切ることが安全です。これを過ぎると風味が落ち、腐敗リスクが高まります。
A
鮮度の目安は、粒がぷりっと弾むかどうか、表面がツヤありしわがないこと、甘酸っぱい香りが残っていることです。変色やしわ、ぬめりがある場合は鮮度が低下しています。
A
料理に使用する分だけを切り分け、残りはすぐに密閉容器に入れて冷蔵保存します。調理後の残りは2日以内に加熱処理(例:ソテーやコンポート)して食べると、栄養と風味を保てます。
A
ビタミンCやポリフェノールは光と酸素に弱いので、暗くて湿度の高い冷蔵野菜室で保存し、開封後はできるだけ早く(2〜3日以内)食べることが最も効果的です。

参考資料

農林水産省「果実の保存と消費期限」
厚生労働省「食品の安全な取り扱い」
日本食品分析センター「ぶどうの品質管理指針」

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください