果物

タマリロ(熱帯果実)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
2〜3日
冷凍保存
約12週間(3か月)
未開封 収穫後約10日(冷蔵)
開封後 カット後3〜5日(冷蔵)

タマリロはナス科に属し、料理上は果物として扱われます。鮮度を保つための保存期間は、常温で2〜3日、冷蔵で10日程度、冷凍で約3か月が目安です。ここでは、タマリロを長持ちさせる具体的な保存方法と、腐敗を見分けるポイントを解説します。

タマリロの基本情報

タマリロは熱帯地域で栽培されるナス科の果実(果物)で、外皮は赤や黄、オレンジ色。果肉は甘酸っぱく、ビタミンCやカリウム、食物繊維が豊富です。

栄養価の目安(100g当たり)

  • たんぱく質: 1.2g
  • 脂質: 0.3g
  • 炭水化物: 14g
  • 食物繊維: 2.5g
  • ビタミンC: 30mg
  • カリウム: 250mg

賞味期限・消費期限の違いと目安

タマリロは生鮮果物に分類されるため、製造日からの「賞味期限」よりも「消費期限」の管理が重要です。一般的な目安は以下の通りです。

  • 常温保存: 2〜3日で消費期限が近づきます。
  • 冷蔵保存: 未開封で約10日、切ってからは3〜5日以内に使用してください。
  • 冷凍保存: 1回分にカットしてラップで密封し、約12週間(3か月)まで品質が保たれます。

保存方法の詳細

常温(室温)保存

直射日光と高温を避け、風通しの良い涼しい場所に置きます。30℃以上になると熟成が進み、腐敗が早まります。

冷蔵保存

野菜室(0〜5℃)で保存すると鮮度が長持ちします。以下の手順で行うと効果的です。

  1. 表面の水分をキッチンペーパーで軽く拭き取る。
  2. 通気性のあるビニール袋(小さな穴を数個開ける)に入れる。
  3. 野菜室の奥、野菜が重ならないように並べる。

冷凍保存

カットしてから保存すると、解凍後の食感が保ちやすくなります。

  1. タマリロを半分に切り、種と皮を取り除く。
  2. 1cm幅のスライスにし、クッキングシートの上で1時間ほど急速冷凍。
  3. 凍ったらジップロックに移し、空気をできるだけ抜いて封をする。
  4. 冷凍庫(-18℃以下)で保存し、12週間以内に使用。

保存容器や包装のおすすめ

・通気性のあるビニール袋や野菜保存ケースは湿度調整に有効。

・冷凍時は密閉できるジップロックや真空パックが最適。

季節別の注意点

  • 収穫期(春〜夏): 収穫直後は熟成が速いので、すぐに冷蔵へ移す。
  • 非収穫期(秋〜冬): 輸入品が多く、輸送中に熟成が進むことがあるため、外観と香りを重点的に確認。

まとめ

タマリロは果物として扱われる熱帯果実で、適切な温度管理と包装で鮮度を長く保てます。常温は2〜3日、冷蔵で約10日、冷凍で約3か月が目安です。腐敗サインに注意し、早めに使い切ることで栄養と風味を最大限に楽しめます。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫の野菜室へ入れる
直射日光と高温を避けて常温保存は短時間に留める
通気性のあるビニール袋で湿度を調整する
冷凍時はカットしてからジップロックで密封する
解凍は冷蔵庫内で自然解凍し、常温での急速解凍は避ける

腐敗の見分け方

表面がしんなりしている
変色して茶色や黒に変わる
異臭がする(酸っぱい・腐敗臭)
ぬめりが出てくる
カビが生えている

よくある質問

A
熟成を遅らせるには、収穫直後に冷蔵庫の野菜室へ入れ、表面の水分を拭き取りビニール袋に小さな穴を開けて通気性を確保します。温度は0〜5℃が最適です。
A
鮮度の良いタマリロは皮がツヤあり、硬さがあり、色が均一です。しんなりしていたり、変色やシミがあるものは鮮度が落ちています。
A
カットしたタマリロは、ラップでしっかり包んで冷蔵庫の野菜室に入れると、3〜5日以内に使用するのが安全です。長く保存したい場合は冷凍が推奨されます。
A
ビタミンCは熱や光に弱いため、冷蔵保存で光を遮断し、なるべく早く食べるのがベストです。冷凍保存する場合は、カット後すぐにラップで包み、空気を抜いたジップロックに入れると栄養損失を最小限に抑えられます。
A
はい、冷凍タマリロはスムージーやソース、煮込み料理にそのまま使用できます。解凍は冷蔵庫で数時間行うか、調理時に直接加熱すると食感の変化が少なく済みます。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

大塚 絵里

大塚 絵里 管理栄養士

中堅スタッフ / 公認スポーツ栄養士

早稲田大学 スポーツ科学部

管理栄養士 (2014年) 公認スポーツ栄養士 (2017年) NSCA-CPT (2015年)

専門: アスリートのウェイトコントロール、筋肉量維持の食事法、サプリメント活用

フィットネスクラブ専属栄養士を経て、医学的知識を深めるため病院へ転職。地元の市民マラソンチームや高校部活動への出張講義も担当。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

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更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください