果物

西洋スグリ(ベリー類)の賞味期限と正しい保存方法

2026年2月7日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2日
冷凍保存
8〜12か月
未開封 製造日から約30日
開封後 冷蔵で5〜7日以内

結論:西洋スグリは冷蔵で約5〜7日、冷凍で約8〜12か月保存できます。鮮度を保つためは、購入後すぐに乾燥させて密閉容器に入れ、冷蔵庫の果物室で保管し、長期保存は冷凍が最適です。

西洋スグリの基本情報

西洋スグリ(学名:Amelanchier spp.)は、甘みとほのかなナッツ風味が特徴のベリー類です。1個あたり約0.8 gの水分を含み、100 gあたりと低カロリーです。ビタミンCや食物繊維、ポリフェノールが豊富で、抗酸化作用が期待できます。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限:品質が保たれる期間。未開封のパック入り西洋スグリは、製造日から約1か月が目安です。
  • 消費期限:安全に食べられる最終日。開封後は冷蔵で5〜7日以内に食べ切ることを推奨します。

保存方法の詳細

常温保存

直射日光や高温多湿を避け、風通しの良い涼しい場所で2日程度が限界です。湿気が原因ですぐにカビが生えるため、常温保存は短期間に限ります。

冷蔵保存

ベリーは水分が多く傷みやすいので、以下の手順で保存します。

  1. 表面の水分はキッチンペーパーで軽く拭き取る。
  2. 通気性のあるプラスチック容器やベリー専用の通気パックに入れる。
  3. 野菜室(0〜4℃)で保存し、5〜7日以内に消費する。

冷凍保存

長期保存したい場合は冷凍が最適です。

  1. 洗ったら必ず水気をしっかり拭き取る。
  2. ベリー同士がくっつかないよう、トレーに1層に並べて30分ほど急速凍結する。
  3. 凍ったらジップロックや密閉容器に移し、空気を抜いて保存。保存期間は約8〜12か月。

保存容器や包装のおすすめ

  • 通気性のあるプラスチック容器(穴が開いたタイプ)
  • ベリー専用の真空パック
  • 冷凍時はフラットなジップロックで層が重ならないようにする

季節別の注意点

  • 収穫シーズン(秋)は出荷直後が最も鮮度が高い。なるべく早めに冷蔵へ。
  • 冬季は冷蔵庫の温度が低くなるため、凍結しやすくなる。凍結を防ぎたい場合は保冷バッグに入れる。
  • 夏季は常温保存が特に危険。購入後はすぐに冷蔵か冷凍に移す。

まとめ

西洋スグリは鮮度が命のベリー類です。購入後はすぐに乾燥させ、通気性のある容器で冷蔵保存し、5〜7日以内に食べ切るのが理想です。長期保存が必要なときは、急速凍結して冷凍庫で最大1年保存できます。正しい保存で甘みと栄養をしっかりキープしましょう。

保存のコツ

購入後すぐに乾いたキッチンペーパーで水分を拭く
通気性のある容器に入れて保存する
冷蔵前に洗わず、食べる直前に洗う
冷凍はトレーで1層に並べて急速凍結する
ジップロックは空気をしっかり抜く

腐敗の見分け方

変色している
カビが生えている
異臭がする
ぬめりがある
柔らかくなりすぎて形が崩れる

よくある質問

A
一般的に、急速凍結し、保存期間を12か月以内に抑えれば甘みや風味はほぼ保たれます。解凍は冷蔵庫で自然解凍するか、冷水に短時間浸すと食感が残ります。
A
鮮度が良いものは色が濃い紫黒で、表面にツヤがあります。柔らかすぎる、しんなりしたり、斑点やカビがあるものは鮮度が落ちています。
A
加熱処理したジャムは瓶詰め後、未開封で常温保存で約6か月、開封後は冷蔵で約1か月が目安です。加工品として扱う場合は、保存期間が大幅に伸びます。
A
ビタミンCは熱や酸素に弱いため、冷蔵保存が最も栄養保持に優れます。冷凍する場合は、急速凍結と密閉保存で酸化を防ぎ、解凍は冷蔵で行うと栄養損失が最小です。
A
西洋スグリは表面が比較的柔らかく、他のベリーに比べて湿気に弱いです。そのため、保存前に必ず水分を拭き取り、通気性のある容器に入れることが重要です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

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この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください