果物

干しぶどう(果物)の賞味期限と正しい保存方法

2025年12月27日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2日
冷凍保存
1〜2ヶ月
未開封 製造日から約30日以内
開封後 開封後5〜7日以内に消費

干しぶどうは、自然乾燥されたぶどうで、甘みと栄養が濃縮された果物です。長期保存のコツを抑えておけば、常に美味しく楽しめます。この記事では、賞味期限の目安と最適な保存方法を管理栄養士が監修し、具体的なポイントをご紹介します。

干しぶどうの基本情報

干しぶどうは、ぶどう(ぶどうぶどう)を乾燥させた果物です。日本各地で栽培されるぶどうから作られ、自然な甘みと食感が特徴です。

賞味期限・消費期限の違いと目安

干しぶどうは包装が未開封の状態であれば、製造日から約30日以内が目安です。開封後は、品質を保つためにできるだけ早く消費することが推奨され、冷蔵保存で5〜7日以内に食べ切るのが安全です。賞味期限は「美味しさが保たれる期限」、消費期限は「安全に食べられる期限」として区別されますが、乾燥果物は賞味期限が主に表示されます。

保存方法の詳細

  • 常温保存:涼しく風通しの良い冷暗所で1〜2日保存可能です。ただし、湿度が高いとカビが生えやすくなるため、短期間での使用をおすすめします。
  • 冷蔵保存(推奨):野菜室で5〜7日保存できます。房のまま新聞紙で包み、密閉容器に入れると乾燥を防ぎ、風味が長持ちします。
  • 冷凍保存:粒を房から外し、フリーザーバッグに入れて空気を抜き、1〜2ヶ月保存可能です。解凍は冷蔵庫で自然解凍すると食感が保たれます。

保存容器・包装のおすすめ

・未開封は購入時の真空パックをそのまま保管。
・開封後は、密閉できるジッパーバッグや保存容器に入れ、乾燥防止のために新聞紙やキッチンペーパーで包むと効果的です。

季節別の注意点

乾燥果物は湿度の変化に敏感です。梅雨や夏場は特に湿度が上がりやすく、カビのリスクが高まります。湿度が高い季節は冷蔵保存を徹底し、冷凍保存を活用すると安全です。

まとめ

干しぶどうは、正しい保存で数週間から数ヶ月美味しさを保てます。常温は短期間、冷蔵は5〜7日、冷凍は1〜2ヶ月が目安です。保存のコツを守り、変色や異臭などの腐敗サインに注意すれば、いつでも甘くてヘルシーな干しぶどうを楽しめます。

保存のコツ

購入後はすぐに冷蔵庫の野菜室へ入れる
房のまま新聞紙で包んで保存する
食べる分だけ房から外し、残りは密閉容器に入れる
冷凍する場合は粒を取り出し、フリーザーバッグに入れる

腐敗の見分け方

変色している
異臭がする
べたつきやぬめりが出る
カビが生えている

よくある質問

A
常温(涼しく風通しの良い冷暗所)では、1〜2日が目安です。湿度が高いとカビが生えるリスクがあるため、できるだけ早く消費してください。
A
房のまま新聞紙で包み、密閉容器やジッパーバッグに入れると乾燥と湿気を防げます。この方法で5〜7日間風味を保てます。
A
冷凍した干しぶどうは、冷蔵庫で数時間自然解凍すると食感が保たれます。急速解凍は水分が出過ぎてべたつく原因になるので避けてください。
A
色が均一で濃い茶色、表面にべたつきやぬめりがなく、異臭がしなければ鮮度が保たれています。変色やカビ、酸っぱい匂いがしたら食べないでください。
A
サラダやヨーグルトに加える分だけ取り出し、残りは上記の冷蔵保存方法で保管します。加熱料理(例:シチューやパン生地)に使用した後は、再度冷蔵で5日以内に使い切るのが安全です。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

情報の信頼性について
監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください