果物

シーバックソーン(ベリー類)の賞味期限と正しい保存方法

2026年1月29日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2日
冷凍保存
6〜12か月
未開封 冷蔵で約10日、冷凍で約6か月
開封後 冷蔵で5〜7日、冷凍で解凍後24時間以内に使用

シーバックソーンはビタミンCやオメガ7脂肪酸が豊富なベリーです。正しい保存をすれば、冷蔵で1週間、冷凍で半年以上長持ちさせられます。ここでは賞味期限・消費期限の目安と、家庭で実践できる保存のコツをまとめました。

シーバックソーンの基本情報

シーバックソーン(学名: Hippophae rhamnoides)は、ツツジ科に属する落葉低木の実です。主な栄養素はビタミンC、ビタミンE、カロテノイド、ポリフェノール、そしてオメガ7脂肪酸(パルミトレイン酸)です。生食は酸味が強いため、ジュースやジャム、スムージーに加工して利用されることが多いですが、ここでは「果物」としての保存法に絞って解説します。

賞味期限・消費期限の違いと目安

  • 賞味期限は品質が保たれる期間です。未開封の冷蔵パックは製造日から約10日、冷凍パックは約6か月が目安です。
  • 消費期限は安全に食べられる期限です。開封後は冷蔵で5〜7日以内に使用し、冷凍した場合は解凍後24時間以内に食べ切ることを推奨します。

保存方法の詳細

常温保存

収穫直後の新鮮なベリーは、直射日光と高温を避け、風通しの良い涼しい場所で1〜2日間だけ保存できます。長時間の常温保存は酸化が進みやすく、風味が劣化します。

冷蔵保存

最も一般的な保存方法です。ベリーは紙袋や通気性のあるプラスチック容器に入れ、冷蔵庫の野菜室(0〜4℃)で保存します。目安は5〜7日です。湿気が多いとカビが生えやすいので、軽く水分を拭き取ってから入れましょう。

冷凍保存

長期保存したい場合は、ベリーを一度洗って水気をしっかり拭き取り、平らなトレイに広げて急速凍結させます。完全に凍ったらジップロックや密閉容器に移し替え、6〜12か月保存可能です。冷凍したままスムージーやジャムに使用すれば、栄養素の損失を最小限に抑えられます。

保存容器や包装のおすすめ

  • 通気性のある紙袋(常温・冷蔵)
  • 密閉できるPP容器やジップロック(冷凍)
  • 保存時に乾いたキッチンペーパーを敷くと余分な水分を吸収し、カビの発生を抑えます

季節別の注意点

シーバックソーンは主に秋から初冬にかけて収穫されます。収穫シーズンの新鮮ベリーは水分が多く、常温保存は特に短くなります。逆に、夏場に輸入された冷凍ベリーは、解凍後すぐに使用するのがベストです。

まとめ

シーバックソーンは正しい保存で鮮度と栄養を長く保てます。常温は1〜2日、冷蔵は5〜7日、冷凍は6〜12か月が目安です。湿気対策と適切な容器選びが腐敗防止のポイントです。上記のコツを参考に、毎日の食事に取り入れてみてください。

保存のコツ

購入後すぐに冷蔵庫の野菜室へ入れる
紙袋や通気性のある容器で湿気を逃がす
冷凍する際は平らに広げて急速凍結し、ジップロックに移す
使用前に軽く水分を拭き取り、余分な水分を除く

腐敗の見分け方

色がくすんでくる
べたべたした粘りが出る
酸っぱい・腐ったような異臭がする
表面に白や青のカビが生えている

よくある質問

A
一般的に、ビタミンCは冷凍で約10〜15%減少しますが、オメガ7脂肪酸やポリフェノールはほとんど変化しません。急速凍結し、解凍は冷蔵で行うと栄養ロスを最小限に抑えられます。
A
鮮度の良いベリーは鮮やかなオレンジ色で、表面がツヤがあります。触っても硬すぎず、柔らかすぎない程度が目安です。しわや変色、粘りがあるものは鮮度が落ちています。
A
ジャムは加熱処理済みなので、開封前は常温で1年程度保存可能です。開封後は冷蔵で約2週間、長期保存したい場合は冷凍で約3か月まで品質を保てます。
A
シーバックソーンは皮が薄く、酸味が強いため、湿度が高いとすぐにカビが生えやすい点が特徴です。そのため、保存時は通気性と乾燥を意識し、紙袋やキッチンペーパーで余分な水分を吸わせると効果的です。
A
秋に収穫された新鮮ベリーは酸味が強く、甘みがやや控えめです。冬に近づくと糖度が上がり、甘みが増す傾向があります。料理や飲料に使う際は、収穫時期に合わせて甘味調整をするとバランスが取りやすくなります。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

長谷川 美紀

長谷川 美紀 管理栄養士

外来主任

女子栄養大学 栄養学部 実践栄養学科

管理栄養士 (2010年) 食品衛生管理者 (2012年) NR・サプリメントアドバイザー (2014年)

専門: 抗酸化作用のある食事、貧血改善、肌トラブルに対する栄養アプローチ

大手食品メーカー開発部、美容クリニック併設サロンを経て入職。「病気になる前の予防(未病)」に力を入れ、院内広報誌の美容コラムも担当。

1,680件以上の記事を監修

片桐 真理子

片桐 真理子 管理栄養士

栄養科長 / 統括管理栄養士

日本女子大学 家政学部 食物学科

管理栄養士 (2000年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2005年) 栄養経営士 (2015年) 食品衛生管理者 (2003年)

専門: 組織マネジメント、病院食の質の向上、生活習慣病指導

総合病院で給食管理10年、臨床栄養へシフト後は生活習慣病チームリーダーを歴任。現在は科長として10名のスタッフを統括。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください