サジーはビタミンCやオメガ7脂肪酸が豊富なベリーです。冷蔵・冷凍で正しく保存すれば、鮮度と栄養を長く保てます。
サジーの基本情報
サジーは ベリー類 に分類され、主にヨーロッパやアジアの高山帯で栽培されています。1 100 gあたり約68 kcalで、ビタミンCが100 g中約250 mg、ビタミンEやカロテノイドも豊富です。甘酸っぱい味と独特の香りが特徴で、そのまま食べるほか、ジュースやジャム、スムージーに利用されます。
賞味期限・消費期限の違いと目安
- 賞味期限は品質が保たれる期間です。未開封の冷凍サジーは製造日から約6〜12か月が目安です。
- 消費期限は安全に食べられる期限です。開封後の生のサジーは冷蔵で約5〜7日以内に使用してください。
保存方法の詳細
常温保存
収穫直後の新鮮なサジーは、直射日光と高温を避け、通気性の良い紙箱やネットに入れたまま、15〜20℃の涼しい場所で1〜2日だけ持ちます。長期保存には不向きです。
冷蔵保存
洗わずに乾いた状態で、密閉できるプラスチック容器かジップロックに入れ、野菜室(0〜4℃)で保存します。目安は5〜7日です。鮮度を保つため、できるだけ早めに使用しましょう。
冷凍保存
洗って水気をしっかり拭き取り、単層に広げたトレーで1時間ほど急速凍結させた後、フリーザーバッグに移し空気を抜いて密封します。冷凍庫(-18℃以下)で6か月まで品質が保たれます。解凍は冷蔵で自然解凍するか、冷水に短時間浸すと栄養損失が少なくなります。
保存容器や包装のおすすめ
- 通気性が必要な常温保存は紙製のネットや薄手の紙箱。
- 冷蔵では密閉できるプラスチック容器かジップロック。
- 冷凍はフリーザーバッグ+空気抜き、もしくは真空包装が最適。
季節別の注意点
サジーは主に秋から初冬にかけて収穫されますが、輸入品は通年で出回ります。季節が変わると温度・湿度が変化しやすく、特に夏場は常温での保存が急速に劣化します。冷蔵・冷凍の活用を強くおすすめします。
まとめ
サジーは栄養価が高いベリーですが、鮮度が落ちやすいのが特徴です。常温は短時間、冷蔵で1週間、冷凍で半年程度保存できることを覚えておきましょう。適切な容器と温度管理で、ビタミンCやオメガ7をしっかり摂取できます。