果物

りんご缶(缶詰・瓶詰)の賞味期限と正しい保存方法|長持ちさせるコツ

2025年12月28日 更新 監修: 千葉 亮太(NST専従 / リーダー) 約2分で読める

保存方法別の日持ち

常温保存
1〜2週間(涼しい場所)
冷凍保存
1〜2ヶ月(未開封)
未開封 製造日から約2年
開封後 開封後1週間以内

りんご缶は未開封のままなら長期保存が可能ですが、開封後は適切な保存が必要です。ここでは賞味期限・消費期限の違い、常温・冷蔽・冷凍それぞれの保存期間、そして腐敗を見分けるポイントと長持ちさせるコツをまとめました。

りんご缶の基本情報

りんご缶は「りんご」を甘味・酸味を調整したシロップやジュースで煮詰め、密閉された金属缶または瓶に詰めた加工食品です。保存性が高く、常備食やデザート、料理の素材として幅広く利用されています。

賞味期限と消費期限の違いと目安

賞味期限は製造者が「美味しさ」を保証できる期間です。未開封のりんご缶は製造日からおおよそ2年が目安です。
消費期限は「安全に食べられる期限」ですが、缶詰は通常消費期限を設けず、賞味期限で管理されます。開封後は賞味期限が適用できないため、速やかに冷蔵保存し、1週間以内に使用してください。

保存方法の詳細

常温保存(涼しい場所・直射日光・高温を避ける)
・未開封のままなら1〜2週間は問題なく保管できますが、長期保存は冷蔵・冷凍をおすすめします。

冷蔵保存(野菜室・ポリ袋で乾燥防止)
・未開封でも1〜2ヶ月は安全に保管可能です。開封後は必ず密閉容器に移し、1週間以内に消費してください。

冷凍保存(カット後・加熱調理用)
・未開封でも1〜2ヶ月は品質を保てます。解凍は冷蔵庫で自然解凍し、再加熱して使用します。

保存容器・包装のおすすめ

  • 開封後は密閉できるプラスチック容器やジップロックに移し替える。
  • 缶のまま保存する場合は、湿気が入らないように乾いた布で包む。
  • 冷凍する際は、空気を抜いたフリーザーバッグに入れ、平らにして凍らせる。

季節別の注意点

りんご缶は通年販売ですが、夏場は高温になるため、常温保存は避け、必ず冷蔵または冷凍で保管してください。冬場は室温が低くなるため、常温保存でも比較的安全ですが、湿度が高いと缶の錆びや膨張リスクがあるため、乾燥した場所に置くことが重要です。

まとめ

りんご缶は未開封であれば賞味期限が約2年と長く、常温・冷蔵・冷凍いずれでも保存が可能です。開封後は冷蔵で1週間以内に使い切るのが安全です。エチレンガスの影響で他の果物や果物と分けて保存し、密閉容器で乾燥と臭い移りを防げば、いつでも美味しく楽しめます。

保存のコツ

開封後はすぐに密閉容器に移し替える
直射日光や高温を避け、涼しい場所で保管する
エチレンガスが出るため、他の果物や野菜と分けて保存する
冷蔵・冷凍する場合はポリ袋やジップロックで乾燥防止する

腐敗の見分け方

缶の膨張や変形がある
内部に異臭がする
液体が濁っている、または変色している
カビや白い粉が表面に見える

よくある質問

A
はい、未開封のまま冷凍保存が可能です。冷凍すると約1〜2ヶ月間品質を保てます。解凍は冷蔵庫で自然解凍し、加熱調理して使用してください。
A
開封後は冷蔵庫の野菜室で保存し、1週間以内に食べ切ることを推奨します。保存期間が長くなると風味が落ち、腐敗リスクが高まります。
A
賞味期限は「美味しさ」の保証期間です。過ぎてもすぐに危険になるわけではありませんが、保存状態を確認し、異臭・変色・膨張がないかチェックしてください。疑わしい場合は廃棄してください。
A
調理後は常温で放置せず、すぐに冷蔵庫で保存し、2〜3日以内に食べ切るのが安全です。長期保存したい場合は、調理前に冷凍し、使用時に解凍して加熱してください。
A
栄養の損失を抑えるには、開封後すぐに冷蔵保存し、密閉容器で空気に触れさせないことが重要です。また、加熱調理する際は短時間で温めるとビタミンCの減少を最小限に抑えられます。
A
りんご缶はエチレンガスを放出しますので、他の果物や野菜と一緒に保存すると熟成が進むことがあります。匂い移りを防ぐため、必ず別々の容器に入れるか、冷蔵庫の別棚に置いてください。

参考資料

この記事の監修者

管理栄養士・食品衛生の専門家チームが記事の正確性を監修しています

宮本 千春

宮本 千春 管理栄養士

スタッフ(緩和ケア・高齢者担当)

神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科

管理栄養士 (2021年) 介護食士2級 (2022年)

専門: 嚥下調整食の提案、食欲不振時の工夫、傾聴カウンセリング

特別養護老人ホームで5年間勤務後、「最期まで口から食べる幸せを支えたい」という思いで医療現場へ。高齢患者からの指名率No.1。

1,680件以上の記事を監修

千葉 亮太

千葉 亮太 管理栄養士

NST専従 / リーダー

東京農業大学 応用生物科学部 栄養科学科

管理栄養士 (2016年) NST専門療法士 (2019年) 病態栄養専門管理栄養士 (2021年)

専門: 静脈経腸栄養管理、リハビリ栄養、褥瘡対策

急性期病院のICU担当を経て入職。重症患者の栄養管理に精通し、医師・看護師・薬剤師との多職種連携チーム(NST)のリーダーとして活躍。

1,680件以上の記事を監修

広瀬 沙織

広瀬 沙織 管理栄養士

主任 / 臨床研究担当

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 食物栄養学(修士)

管理栄養士 (2016年) 栄養学修士 (2018年) 腎臓病療養指導士 (2020年)

専門: 学術論文の検索・翻訳、腎臓病の栄養管理、クリニカルパス作成

大学院(栄養学修士)修了後、大学病院の研究室を経て入職。最新の論文やガイドラインに基づいたエビデンスベースの指導を徹底。

1,680件以上の記事を監修

野村 悦子

野村 悦子 管理栄養士

副科長 / 糖尿病療養指導士(CDEJ)

徳島大学 医学部 栄養学科

管理栄養士 (1996年) 糖尿病療養指導士(CDEJ) (2000年) 病態栄養専門管理栄養士 (2008年) 栄養サポートチーム専門療法士 (2010年)

専門: カーボカウント指導、インスリン治療中の食事調整、モチベーション管理

糖尿病治療の現場で30年。「食べてはいけない」ではなく「どう食べるか」を提案するスタイルで、多くの患者のHbA1cを改善させてきたレジェンド。

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監修体制

この記事は管理栄養士・食品衛生管理者を含む専門家チーム(7名)が監修しています。すべての記事は複数名による確認を経て公開されます。

情報ソース

農林水産省、厚生労働省、食品安全委員会、各食品メーカーの公式情報、および査読済み学術論文に基づいています。

更新方針

食品安全に関する新しいガイドラインや研究結果が発表された場合、速やかに記事内容を更新します。最終更新日は記事上部に表示しています。

ご注意

この記事で紹介している保存期間は目安です。実際の保存期間は、購入時の鮮度、保存環境(温度・湿度)、包装状態などにより異なります。

  • 異臭、変色、カビなど異変がある場合は、期間内でも食べないでください
  • 体調に不安がある方は、より短い期間での消費をおすすめします
  • お子様やご高齢の方には、特に鮮度に注意してください