レモングラスティーは、レモングラス(シトロネラ)を乾燥させたハーブティーです。香り高いシトラス系の風味が特徴で、リラックス効果や消化促進が期待できます。ここでは、賞味期限・消費期限の違いと、常温・冷蔵・冷凍それぞれの最適な保存方法を解説し、鮮度を保つコツをご紹介します。

レモングラスティーの基本情報

  • 分類:ハーブ(イネ科)を原料とした飲料
  • 形態:乾燥葉(茶葉)またはティーバッグ
  • 栄養価:100gあたり約86kcal、ビタミンCやミネラルは微量ながら含む
  • 主な効能:リラックス、消化促進、軽い抗酸化作用(※個人差があります)

賞味期限と消費期限の違いと目安

レモングラスティーは加工食品に分類されるため、主に「賞味期限」が設定されます。未開封の状態で保存すれば、品質が保たれる期間は製造日から約12か月です。開封後は空気・湿気に触れることで香りが劣化しやすくなるため、できるだけ早めに使い切ることが推奨されます。

保存方法の詳細

常温保存(未開封)

直射日光と高温・多湿を避け、涼しく乾燥した場所に置きます。密閉容器に入れることで、酸化や虫食いを防げます。未開封であれば、常温で約1〜2週間は風味を保ちますが、長期保存は避けましょう。

冷蔵保存(開封後)

開封後は湿気が品質低下の最大の要因です。冷蔵庫の野菜室に入れ、密閉できるジップロックやガラス容器に移し替えると、香りの劣化を遅らせられます。目安は3〜5日です。

冷凍保存(抽出した茶葉や抽出液)

抽出したレモングラスティーは、冷凍庫で保存すれば約1か月間風味を保てます。冷凍する場合は、密閉できるプラスチック容器に小分けして入れ、解凍は冷蔵庫でゆっくり行うと風味が落ちにくいです。

保存容器・包装のおすすめ

  • 光と空気を遮断できる暗色ガラス瓶またはステンレス製容器
  • ジップロックのように密閉できるプラスチックバッグ
  • 保存時は乾燥剤(シリカゲル)を併用しないこと(湿気を吸収しすぎる恐れあり)

季節別の注意点

  • 夏場:高温多湿になるため、常温保存は特に避け、すぐに冷蔵に移す
  • 冬場:室温が低くなると湿気が結露しやすくなるので、容器の内部を乾かしてから保存

まとめ

レモングラスティーは未開封で約12か月、開封後は冷蔵で3〜5日、抽出液は冷凍で約1か月保存可能です。密閉容器で光・湿気を遮断し、季節に応じた温度管理を行うことで、香りと風味を長く楽しめます。